過去記事 として保存しています。
情報が古いものもありますので、最新の情報はカレンシーオンラインにたずねてください。
カレンシーオンライン(旧称:エルドリッチリンチ) という
お得な両替と海外送金サービスをするニュージーランドの会社が
日本に進出しています。
海外送金する立場からうれしいのは
・送金先をネット上で登録して送金できる。
・指定口座への送金が早ければ翌日到着する。(外貨両替には2日かかります。)
・外貨両替がお得なレートでできる。(FXはさらに有利)
・海外在住者も利用できる。
ことです。
※米ドルでは100万円以上、その他の通貨では50万円程度以上を海外送金する場合、
一般の銀行よりお得になります。
詳しくはそれぞれの通貨での比較をご覧ください。
記事の追加でこのカテゴリーが長くなりました。実際の利用方法を知りたい方は、
カレンシーオンライン(旧称:エルドリッチリンチ)の利用をごらんください。
※円、その他の通貨の送金先口座については、
エルドリッチリンチ通貨別送金先銀行口座(PDF)を受け取りましたが、
必ずカレンシーオンラインに最新情報を確認してください。
※日本円の送金先の一つはANZからBank of New Zealand に変更されました。
[取扱通貨]
米ドル、 ユーロ、 ポンド、 オーストラリアドル、 カナダドル、
ニュージーランドドル、 スイスフラン、 デンマーククローネ、 ノルウェークローネ、
スウェーデンクローネ、 香港ドル、 シンガポールドル、 日本円
【カレンシーオンライン(旧称:エルドリッチリンチ)のメリット】
1.(カレンシーオンラインに入金後)すべてをネットで処理できる。
そのほか
・送金先が決まるまで一時的にお金をプールしておく。
・まとめて送金しておき、複数の口座へ海外送金する。
・共同名義口座を開設し、親が両替、子供が送金先登録や送金指示をする。
そのような取引もできます。
個人向けとしては今までの日本の金融機関にはなかったサービスです。
留学やロングステイなど海外生活を始めたとき
・現地国でまだ銀行口座が開設できない。(口座を作ることができない。)
・高額、支払い条件などでクレジットカードが利用できない。
ときには本当にに役立ちます。
2.お得な外国為替手数料(外貨両替手数料)
まとまった金額なら銀行よりお得になります。
【金額別通貨レートに上乗せされる外国為替(外貨両替)手数料】
円での送金額 5,10万円 50,100,150万円 1,000万円
米ドル 0.47円 0.42円 0.38円
ユーロ 0.74円 0.65円 0.43円
ポンド 0.83円 0.75円 0.49円
豪ドル 0.65円 0.55円 0.33円
NZドル 0.54円 0.45円 0.28円
カナダドル 0.69円 0.59円 0.34円
[2008年5月30日現在]
※あくまでも参考で、年間取引額、市場状況、トレーダー見通しリスク、
為替変動率等、様々な要素で変動します。
3.日本語のサイト、日本に拠点がある金融機関
日本語で話せ、日本語のメールで問い合せできます。
当然ですが、海外からも連絡できます。
英語に堪能でない人でも安心です。
4.多様なサービス提供
・送金したお金を預かり金にしたり、複数口座に分けて送金できる。
・共同名義(夫婦、親子など)口座、取引権限の設定ができる。
・指値取引、ストップ取引などを利用できる。
・先渡し取引を利用して金利相当分を得ることができる。
・顧客別対応マネージャーによる対応と情報提供
などのサービスがあります。
海外では一般的な『共同名義』は、一度利用すると大変便利です。
海外からネットで複数の送金先を登録して送金できるのは実際的です。
5.海外在住者も利用できる。
カレンシーオンラインの口座開設で求められるのは、
『氏名と生年月日が記載され、最近撮影したポートレート写真の付いた、
公共機関発行の有効な身分証明書(たとえば、パスポートや運転免許書)ー
および、3ヶ月以内に発行された公共料金請求書、
または銀行の取引明細書か入金伝票で、
アカウント申請書に記載の住所と適合しているもの』
(口座開設案内メールより抜粋)
とありますので、海外在住者でも利用できます。
カレンシーオンライン(旧称:エルドリッチリンチ)のサイトの確認、口座開設は
→ カレンシーオンライン からできます。
【カレンシーオンライン(旧称:エルドリッチリンチ)のデメリット】
1.円で送金するときも海外送金手数料がかかります。
Bank of New Zealand銀行はニュージーランド、
もう一つの送金先は日本のシティバンク本店ですが、
オフショア(海外扱い)口座のためです。
2.円建ての海外送金をするのに、別途手数料(リフティング手数料2,500円程度?)がかかったり、円で送金ができない銀行があるかもしれません。
※シティバンクと新生銀行はコルレス手数料、リフティング手数料がかかりません。
みずほ銀行でもかからないとの情報もありますが確認をしていません。
3.日本の金融機関からネットを利用しての『円』送金ができません。
[日本円で送金するいくつかの問題点]
・Bank of New Zealand銀行(ニュージーランド)への海外送金となるので、
海外送金手数料、さらにリフティングチャージもかかる銀行があります。
・シティバンク本店(日本)にもう一つの円受取口座がありますが、
オフショア口座で、基本的にネットが利用できません。
・取扱手数料として
1,000円(ANZ銀行)もしくは2,500円(シティバンク)の手数料が別途かかる。
※円から外貨に両替するときに1,000円(Bank of New Zealand銀行)or 2,500円
(シティバンク)を、残してください。(ややこしい。)
[取扱手数料]
通貨 取扱手数料
日本円 1,000 円
米ドル 15 USD
ユーロ 15 EUR
英国ポンド 12 GBP)
オーストラリアドル 15AUD
スイスフラン 20 CHF
カナダドル 20 CAD
ニュージーランドドル 15 NZD
香港ドル 50 HKD
シンガポールドル 20 SGD
デンマーククローネ 50 DKK
ノルウェークローネ 50 NOK
スウェーデンクローネ 60 SEK
・日本国内から円でネットで送金する方法がない。 (外貨送金は可能)
であることです。
4.預かり金に利息は付きません。
あくまでも外貨両替と送金を専門にする会社です。
※両替の際、先渡し取引を利用すると金利相当分がお得になります。
海外在住、海外を頻繁に行き来する人にとって便利な金融機関です。
しかし、留学や仕事、ロングステイで海外でこれから海外生活する人にとっても
まず、円をカレンシーオンラインへ送金しておき、
タイミングをみて両替してから、必要なとき・必要な口座に海外送金するることができます。
カレンシーオンライン(旧称:エルドリッチリンチ)のサイトの確認、口座開設は
→ カレンシーオンライン からできます。
[シティバンクを利用する方に]
シティバンクでもネットを利用した通常の海外送金ができません。
個人部門と法人部門が完全に分離しており、
個人はシティバンクの法人口座へのネット送金を利用できないためです。
シティバンクの個人口座の円預金を
シティバンク本店(日本)の円預金口座へ円建て送金するには
「国内支店向け振込依頼票」
(下図:クリックすると拡大します。)
シティバンクの円預金をバンクオブニージーランド銀行の円預金口座へ円建て送金するには
「海外電信送金依頼書権告知書」 送金手数料 4,000円
(下図:クリックすると拡大します。)
を提出(郵送可)するとカレンシーオンラインに送金できます。
[参考情報]
一部の銀行では、国内送金扱いになるところがあるようです。
ネットが利用でき、数百円程度の国内送金手数料なら大変お得になります。
しかし、これは銀行が本来海外送金扱いになることを知らないためでしょう。
いずれは利用できなくなると思います。