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質問1 キャッシュカードやクレジットカードを使ってATMから現金を引き出すのが、
海外送金手数料もかからないし一番お得ではないですか?
答え :銀行やクレジットカード会社の取引明細を見る限りその通りです。
しかし、両替する外国為替レートに注目してください。
取引明細に表れない隠れた手数料があるのです。
小額なら両替為替レートの差は気になりませんが、
キャッシング回数が重なったり
金額が大きくなると、
金融機関で手数料を払って海外送金したほうがお得になります。
そして、多額の現金をATMで引き出してそのまま持ち運ぶのは危険

ニュースで1ドル=110円と報道しているときに、
クレジットカード、国際キャッシュカードでATMからキャッシングすると、
ATM利用手数料の他に、
○クレジットカード
〔訂正〕
現在、たいていのクレジットカードでは両替レートの上乗せはありません。
○国際キャッシュカード (シティバンクの場合:新生銀行などもほぼ同様)
両替レートはTTS:111円にさらに3%の手数料を載せた114.33円
になります。
急ぐときや小額ならそれほど気になりませんが、
金額が大きくなるとけっこうな負担になります。
〔一例〕
2500ドルをキャッシングするときの見えない手数料は
・クレジットカード :
外貨両替手数料 4,500円 + 1ヶ月4,200円程度の金利
・国際キャッシュカード :
外貨両替手数料 10,825円
になります。
郵便局から2500ドルを送金しても、海外送金手数料2,500円のほかに
外国為替手数料(中値とTTSの差)2,500円ですみます。
(コルレスチャージは含まず計算)
米ドル以外の通貨のキャッシングをするとき、
外貨両替手数料はさらに割高になります。
様々な海外送金方法やデビットカードの利用法を紹介していますので、
調べてみることをおすすめします。
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イーバンクカード、スルガ銀行のVISAデビットカードです。