Moneykitグローバルは、2011年7月12日(火)で新規申込の受け付け停止、
現在利用中の顧客については2012年1月中旬にてサービスを停止予定です。
詳しくは → MONEYKitグローバル 新規お申し込み受け付け停止およびサービス終了について
アメリカ国内での
「Moneykitグローバル「と「VISAでビットカード」の利用について
・ATMでのキャッシング
・デビットカードでのショッピング
に分けて、いくつかのポイントを比較してみました。
※それぞれのカードの性格上小額の利用に関係する説明です。
よってそれぞれの金利―Moneykitグローバル(金利なし)
スルガ銀行(普通預金)―は考慮しませんでした。
また、1ドル=115円で計算しました。
結論としては
・キャシングではMoneykitグローバル
・日常の小額の利用では、スルガ銀行VISAデビット
・高額の利用には、Moneykitグローバル
というところでしょうか。
[追加情報]

名無しのどん兵衛さんからコメントに情報をいただきました。
チェース端末での出金は1日50万円程度ですが、
1回のキャッシング限度額は400ドルです。
[ATMでのキャッシング]
Moneykit グローバル ◎
【両替レート】
ソニー銀行のレート(中値+0.25円)
※スルガ銀行VISAデビットの両替手数料と約1.2%の違いがあります。
しかし、維持手数料が2年間で合計約1万円かかりますので、
2年間で90万円(8千ドル)相当額程度以上をキャシングするなら
Moneykitグローバルの方がお得になります。
(ATM利用手数料などは含まない大雑把な計算です。)
【カード発行手数料・維持手数料】
MoneyKitグローバル・サービス利用手数料 : 2,100円(6ヶ月)
MoneyKitグローバル・キャッシュカード発行(再発行)手数料 : 1,575円
※カード有効期限の2年間で合計 9,975円になります。
【ATM利用手数料など】
米国内の引き出し:1.25米ドル/回
利用できるATM : チェース(CHASE)はこの料金だけ
※リンク先から、
1.「Find ATM / Branches」をクリックし、
2.「Find Us」画面上から「Find a Chase ATM」をクリックし て、
3.「ATM Locator」画面で「ZIP Code(郵便番号)」または
「City」および「State」を入力して「Search」ボタンをクリックする。
とATM設置場所がわかります。
ここからキャッシングするほうがお得です。

その他の利用できるATM : Maestro, Cirrus, NYCE, PulseのATMは
さらにATM利用手数料(2ドル程度?)がかかります。
残高紹介手数料 : 1ドル
【引き落とし口座】
Moneykitグローバル・アカウント (米ドル普通預金口座からの移動)
【為替ヘッジ・利息を稼ぐ】
ソニー銀行に外貨普通預金、外貨定期預金、米ドル建てMMFがあります。
VISAデビット △
関連情報 スルガ銀行VISAデビット
【両替レート】
ビサの基準レートの1.63%上乗せ
【カード発行手数料・維持手数料】
なし
【ATM利用手数料など】
それぞれのATM手数料(2ドル程度?)に加えて別途ATM利用料210円
利用できるATM : VISA、PLUS
【引き落とし口座】
スルガ銀行マイ支店 円普通預金(預金移動なし)
【為替ヘッジ】
スルガ銀行に外貨預金はありますが、外貨両替手数料は米ドルレートに1円追加と割高です。
[デビットカードでのショッピング]
Moneykit グローバル ○??
※利用できる範囲はVISAより狭く手数料0.75ドルがかかります。
しかし、0.25円の両替手数料でドルに換えていますので、
VISAデビットカードと比べると65ドル(約7千円)以上の買い物では
Moneykitグローバルの方がお得になります。
まとまった買い物に利用するとお得でしょう。

【デビット決済手数料と利用範囲】
決済手数料 : 0.75ドル
利用範囲 : Maestro, NYCE, Pulseのロゴのある加盟店
VISAデビット ○
※何と言ってもVISAが使えるのは助かります。
しかし、両替手数料は1.63%かかります。
【デビット決済手数料と利用範囲】
決済手数料 : なし
利用範囲 : VISAのロゴのある加盟店

[疑問点]
ソニー銀行では口座開設後に海外在住になった人には連絡先の登録、
ネット取引の停止を求めています。
しかし、長期の旅行や出張で自宅を空けても、
郵便物が届くなら利用はOK?ということでしょうか。
