ここまでFX取引を海外送金に利用する方法について説明してきました。
日本のFX取引をを利用するには、
日本に在住していなければならないという条件があります。
というのは、
日本国内でのFX取引の利益(為替差益、スワップポイント)は、「雑所得」扱いになり、
年間20万円以上になると確定申告が必要です。
〔追加情報〕
セントラル短資FXは領事館で居住証明をもらって住所を証明するなら、海外在住でも
口座開設できます。 関連情報 セントラル短資FXは海外在住者でも口座開設可能
さて、住民票が日本国内にあっても、
留学や仕事などで現在海外に滞在しておられる方もおられるでしょう。
そのような方は、FXを利用できるのでしょうか。
(海外からも、YJFX!、マネーパートナーズ、セントラル短資FXに
ログインして取引できます。)
いくつかのFXに問い合わせると、
・海外からの取引は認めません。
・インターネット環境のトラブルがあっても顧客の自己責任です。
といった回答がほとんどです。
わたしなりにその理由を考えると
2.ネットの通信速度が遅い、安定しないことなどから起こる取引のトラブル
3.相場が乱高下したときなど緊急時の連絡がつかない。
などの理由があるかもしれません。
ですから取引するFX会社の取り決めを無視して何らかの問題があった場合、
その結果は自己責任になると考えてください。
サイト上に携帯電話やその他海外からの連絡先電話番号を載せている会社があります。
0120で始まる電話番号(海外からはかけられません)しか載せていなくても
NTTのiタウンページなどで代表番号を調べることができます。
他には、野村證券の外貨建MMFを利用する方法があります。
1.利息から20%の源泉徴収だけで、為替差益は非課税です。
2.通信速度や通信の安定については、
スカイプアウトなどで日本の野村證券の支店に電話するなら、問題はありません。
(時差にご注意ください!)
3.為替相場が変動しても預けてある外貨資産が変動するだけです。
(FX取引のように証拠金の維持率を気にする必要がありません。)
※詳しくは、外貨建MMFの利用
をご覧ください。
アメリカでははお得に外貨への両替できる金融機関があります。
Interacive Brokers E-trade Finaicial の Grobal Trading
また、オフショアバンクで「Foreign Exchange」ができるところもありますが、
わたしが調べた限りでは2.5万米ドル相当額以上からのようでです。