最新の情報は、VISAデビットカード をご覧ください。
このカテゴリーで紹介しているイーバンクは
楽天銀行 に名前が変わりました。
楽天銀行のVISAデビットカードは
・外貨両替(外国為替)手数料は 2.94%
・日本での利用手数用なし(ATM所有者の手数料がかかることがあります。)
・家族カードなし
という条件になっています。
詳しくは、楽天銀行HP 楽天銀行デビットカード:海外ATMサービス
楽天銀行デビットカード:お申込から発行までのご注意事項
をご覧ください。
ですから
海外で利用する2番目のVISAデビットカードとしておすすめです。
(メインはりそな銀行VISAデビットカードがお得です。)
関連情報 りそな銀行VISAデビットカード
海外で生活する人が、
・FXや外貨建MMFは難しそうでとっつきにくい。
・海外での毎月の生活費など小額のお金だけを引き出したい。
さらに、
・海外生活ではカード支払いが多い。
・小額なら少々の手数料の節約より手間がかからない方が良い。
しかし、
・円高のときに外貨に両替しておき、できれば高金利ももらいたい。
そのような方に、イーバンク(E-BANK)の
VISAデビットカード と 外貨普通預金 をおすすめします。

VISAデビットカード
お得なポイント
・国際キャッシュカードよりお得なVISAの基準為替レートに1.63%上乗せしたレート
イーバンクのVISAデビットカードを海外で利用するときの外貨両替手数料は、
2009年4月1日より
1.63%から 2.94% に引き上げられました。
便利でお得なサービスでなくなるのが残念です。
・金利がかかりません。(銀行口座からすぐに引き落し)
※クレジットカードで毎月平均10万円分のキャッシングしたら
年間かかる金利は1.8万円にもなります。
・クレジットカードと同じようにショッピングできる。(銀行残高が必要)
・スルガ銀行のNISAデビットと比較して、利用するたびに210円の手数料がかからない。
※ATM手数料は別途かかる可能性があります。
※※イーバンク間では送金手数料がかからないので
ネットで家族間の国内送金すれば海外で利用するとき少しお得になります。
そのほか
・利用するたびにメールで連絡してくれるので安心
・買物した商品の盗難・破損の補償、デビットカード盗難や偽造の補償
・発行手数料、年会費は無料
があげられます。
では、なぜイーバンク(E-BANK)のVISAカードなのでしょうか。

外貨普通預金
※始めにお断りしますが、イーバンク(E-BANK)から直接海外送金できません。
(海外送金ができる銀行と、外貨預金ができる銀行の違いに注意!)
また、円高のタイミングを見ながら利用することをお勧めします。

【お得なポイント】
・「為替ヘッジ」ができる。
為替ヘッジ: 外貨建て資産へ投資すると同時に一定の為替レートで外貨と円貨を交換する契約を結び、為替の変動による損失(為替リスク)を回避すること
簡単に言うと、
将来円安になると、
現地の通貨では同じ金額でも円では金額が増えてしまいます。
しかし、前もって送金する通貨の「外貨預金」にしておくとその心配がありません。
(イーバンクは一度円に戻す必要がありますが、手数料はわずかです。)
※むろん円高になると外貨預金しなかった方が良かったことになります。
余分に円資金を用意することを避けるためですからやむを得ないですね。

・為替ヘッジするときの外国為替手数料が安い。
アメリカドル 0.15円 ユーロ 0.15円 オーストラリアドル 0.45円
イギリスポンド 0.45円 ニュージーランドドル 0.45円 南アフリカランド 0.2円
(2008年8月23日現在)
一般の銀行よりお得なシティバンクや野村證券の外貨建MMFよりもさらにお得です。
これくらいの外国為替手数料ならほとんど気にならない程度です。

・高金利の魅力。 ※基本的に外貨普通預金をお勧めします。

〔参考情報〕FXを利用するとさらに効率的な為替ヘッジができます。
関連情報 外貨受渡の利用
【外貨普通預金】
アメリカドル 年0.5% ユーロ年 1.75% オーストラリアドル 3.85%
イギリスポンド 年2.6% ニュージーランドドル 年4.25%
南アフリカランド6.00% (すべて20%の税引前 2008年8月23日現在)
※最低取引額はそれぞれの通貨で10万円相当額以上です。(2008年8月23日現在)
【外貨定期預金】 ※積極的にははお勧めしません。

米ドル ユーロ 豪ドル ポンド NZドル 南アランド
1ヶ月 1.30% 3.15% 5.9% 4.00% 6.75% 8.40%
2ヶ月 1.55% 3.40% 5.95% 4.2% 6.85% 8.6%
3ヶ月 1.65% 3.65% 6.05% 4.4% 6.90% 8.6%
6ヶ月 1.95% 3.85% 6.00% 4.6% 6.90% 8.95%
※そのほか1年、2年があります。
最低預入金額は、
米ドル 700通貨以上、ユーロ 500通貨以上、豪ドル 900通貨以上、英ポンド 350通貨以上、NZドル 900通貨以上、南アランド 5,500通貨以上、となっていますが、
預入額によって優遇があります。(2008年8月23日現在)
満期日の注意

預入れ日の3ヶ月後および6ヶ月後の月末日が満期です。
(例)「3ヶ月もの」の場合、10月1日〜10月31日に預入れると一律1月末日が満期日
(例)「6ヶ月もの」の場合、10月1日〜10月31日に預入れると一律4月末日が満期日
「6ヶ月もの」を2007年10月25日に預入れた場合、2008年4月30日が満期日です。
(※2008年4月25日が満期日とはなりません。)
途中解約の注意

途中解約できますが、中途解約をするときの利回りは
約定利率×10%(小数点第3位以下は切り捨て) と10分の1になり、
一部解約はできません。

当分の間海外で使わない80〜100万円程度以上のお金を運用するのに向いています。
しかし、もし解約するとわずかの金利になりますので、
外貨普通預金の方が結果として多くの利息をもらえるかもしれません。
また、それだけのお金と期間ならFXで運用するほうがずっとお得になります。

イーバンク(E-BANK) 利用方法のまとめ
1.留学やロングステイでの生活費を有利なときに外貨普通預金して高金利をもらう。
2.必要額(10万円以上)だけを円預金にもどして、
VISAデビットカードで買物をしたりキャッシングする。
この方法なら、FXや野村證券の外貨建MMFのようには難しかったり、
とっつきにくくありません。
ネット銀行での取引ができればだいじょうぶです。

予備のクレジットカードなどは必要かもしれませんが、
VISAデビットカードは利用する価値があるでしょう。
[追加情報] スルガ銀行もVISAデビットカードを扱っています。
ポイント
・家族カードを作ることができます。
家族が日本と海外別々に生活する家庭で利用すると便利でしょう。
(外国人登録証を本人確認に利用できますので、日本在住の外国人も利用可能です。)
・送金できる国がおどろくほどあります。(参考記事 スルガ銀行の利用方法について)
・デビットカード利用金額の0.2%のキャッシュバック
となっていますので、外貨預金の必要がない方におすすめします。
(外国為替手数料は一般の銀行と同じです。)
スルガ銀行のVISAデビットカードの申込 → クレジットじゃないVISAカード

※0120の番号で電話による問合せもできて親切なサイトです。
主人は仕事で忙しいので資金のことはまったくノータッチですが、私としては生活費全般に物価が高そうなのでとても心配しています。
こちらのサイトとは意図が少し違うかもしれませんが
いかに為替などのリスクを回避し、少しは利率のメリットも受けられるようどのような手段をとるのが一番なのか調べているところです。
HPを拝見してイーバンクのデビット機能つきのものを発行するのがよさそうだなあと今申し込みしてみたのですがいったいどのように実際それをつかいこなせばいよいのかHPを読んではみたのですが、なかなか100パーセント理解できていない状況です。
こんな私に何かアドバイスを頂戴できるようでしたら
うれしく。
お忙しいこととは思いますがなにとぞよろしくお願いいたします。
昨年コメントをいただいたアルマジロさんが物価や生活費の高さをなげいておられました。私もマクドナルドのセットが日本円で千円近くもして、ファーストフードとはいえないと感じたのを覚えています。
しかし、最近はポンドが弱くなったので助かりますね。
準備がいろいろたいへんでしょうががんばってください。
さて、080106さんはどんな運用を考えておられるのでしょうか。
一例として
・日本円で支払われたご主人の給与やボーナスなどを有利に使いたい。
・日本円の貯蓄を円高のときにポンドに移して利息を得たり、為替差益を狙いたい。
そんなところがわかれば助かります。場合によっては他の運用方法があると思います。
とりあえずイギリス滞在中の生活費を日本から引き出すと考えて説明します。
私の場合、留学生やその親が前もって用意した生活費を海外送金する代わりに使うのに一番簡単で便利と考えました。
「留学生」を、080106さんと置き換えて考えてください。
1.留学生の名義でイーバンクに口座を開設して生活費をまとめて円預金する。
同時にマネーカード(VISAデビットカード)を作る。
2.円高の時を見計らってイーバンク円預金を外貨普通預金に移す。
(将来の為替レートはわかりませんので小額づつ小分けにすることもできます。)
※イーバンクは海外からのネット接続を認めていません。
しかし、多くの人が海外から接続していると思います。
自己責任でお願いします。
3.必要に応じて(小額づつ)円預金に戻す。
4.現地でデビットカードのVISA機能を使って買い物、ATMキャッシングする。
そうすると、
・外貨預金残高につく利息がけっこうなお小遣いになる。
・滞在する間に必要な経費(学費、滞在中の生活費)は、その後円安になっても追加を求められることはない。
・急激に円安になれば一度円に戻すこともできる。 (円高になればあきらめるしかありません。)
そのように考えています。(これではサイトの説明と同じですね。(*^_^*) )
しかし、金額がまとまってきますと、一度イーバンクから引き出してFXでお得に両替し、銀行から海外送金するほうがお得になると思います。
為替リスクの回避については、
・経済情報を収集していつも将来の動きを自分なりに考える。
・自分の予想と違う結果が起きたらその理由を客観的に考える。
・テクニカル分析[チャート、その他の指標]を活用する。
※無料のテクニカル分析としてはinfoseekのサイトをお勧めします。 http://money.www.infoseek.co.jp/MnForex/fxchart/?fx=F1001
私の場合、下の方のストキャスティクスにチェックしてSLOWを選び、
さらにMACDにもチェックして日足と週足から考えます。
さらに、週間や月間経済指標発表予定や政治スケジュールをチェックすることも大切です。
しかし、私見ですが可能なら実際に利用なくても外為どっとコムに口座を開設して、
・川口一晃さんのペンタゴンチャート分析(毎週無料で配信)
・マット今井さんの動画の解説
などから勉強すると一気に為替相場に詳しくなると思います。
イギリスでどのようにお金を扱うかについては、サイトで紹介している『為替屋』さん
http://kawaseya.googlepages.com/円とポンドの賢い付合い方
が詳しいと思います。サイトをごらんになったり、直接たずねてみてはいかがでしょうか。
イギリスでの良い生活がまっていることを願っています。
丁寧で迅速な回答をありがとうございました。
テクニカル分析も拝見しました。
イギリスポンドの動きがよくわかりました。
これからもチェックしてみようと思います。
少し前向きに調べてみようという意欲がわいてきました。
またぜひご相談させていただきますので
その折にはよろしくお願いいたします。
とりいそぎ御礼まで