たいへんお得です。
しかし、
・利用するクレジットカード
・利用するATM
の組合せよっては、
5%〜14%程度も割高なレート
になることがあります。
マレーシアのCIMB銀行
5%も割高なレートの例
(下の画像:クリックすると拡大)
〔参考サイト〕
プラハのバスターミナルでキャッシングしました
※決済通貨として円を選ぶと14%も割高な例
※※三井住友カードの説明
そこには
『■決済通貨が選択できる場合
お店によっては、
現地通貨、日本円(JPY)どちらで決済を希望するか
選択いただける場合があります。
日本円を指定した場合、その場で支払金額を
確定できるメリットがありますが、
お店が決定した為替レートで日本円に換算されることから、
弊社で日本円に換算する場合に比べて割高になる可能性が
ありますのでご注意ください。』
と説明されています。
【割高な両替レートを避ける方法】
(1)マレーシアCIMB銀行のATMの場合
右下のdeclineをクリックすると
取引をキャンセルするのではなく
通常のカード会社の両替レートが
適用されます。
ただし、数日後に確実に取引できているか
カード会社のサイトで確認することをすすめます。
(下の画像:クリックすると拡大)
(2)マレーシアのMepsATMでの例
左のWithout coversion…を選び
Acceptをクリックすると
通常のカード会社の両替レートが
適用されます。
(下の画像:クリックすると拡大)
ATMによってさまざまな対応方法があります。
いずれにせよ、
こんな割高なレートが表示されたら
・割高なレートが表示されない
他のカードを使う
・取引を中止する。
ほうが安心かもしれません。
では、
どんなときに割高な両替レートが
適用されるのでしょうか。
〇利用するATMの違い
同じカードでも
ATM所有者(銀行など)よって
・割高な両替レートが適用されるATM
・両替コストがかからないATM
があります。
〇利用するカードの違い
同じATMを使っても
・あるカードでは上乗せレートなし
・別のカードでは上乗せレートあり
ということが起こります。
〇決済通貨を選べるかどうか
・円か現地通貨を選べるATM
(たいてい現地通貨がお得)
・問答無用で割高なレートを適用するATM
の両方があります。
ですから、
海外でATMでキャッシングするときは
画面をよく確認し
割高なレートにならないよう
しかり注意しましょう。
そして、おかしいと感じたら
すぐに取引をキャンセルしてください。
〔参考情報〕
ブログ管理者は経験していませんが
(PayPalの適用レートと同様に)
一般的なショッピングでも
割高なレートが適用されることがあるようです。
関連情報 PayPalの利用
割高な両替レートを避ける対策
1.現在の為替レートを知る。
いちばん多種類の現在のレートがわかるのは、
XEのサイトです。
→XE(日本語)サイト
スマホブラウザのお気に入りに登録しておくと
いつでも確認できます。
そのほか、ブログ管理者は
ヤフーファイナンスをカスタマイズして、
関心のある通貨を
一度に確認できるようにしています。
現在の為替レートの慣れれてくると、
ATMなどでの提示ートが割高かどうか
勘が働くようになります。
2.複数のカードを持つ。
そして、それぞれのカードを
・異なるカード会社
・異なるブランド
(VISA,Master、JCBなど)
にする。
※外資系カードは、ATMキャッシングでも
両替コスト上乗せされるようです。
突然割高なレートが表示されても
上乗せレートが適用されないカードを
選ぶことが可能かもしれません。
3.可能なら、ATMの言語を
自分が理解できる言語を選ぶ。
(わからなくても表示された数字に注意)
そうすれば、割高なレートを
発見しやすいでしょう。
たいていの場合、
クレジットカードの海外キャッシングはお得です。
しかし、ATMの操作にはいつも注意しましょう。
〔ブログ管理者の経験〕
2018年1月11日日本時間午後3時ころ
マレーシアのCIMB銀行で
リクルートカード(MaseterとJCBの両方)で
キャッシングしようとすると
以下の画面が現れました。
(下の画像:クリックすると拡大)
適用レート(青線)に注目してください。
その日は
およそ1リンギット28.00円程度でしたが
なんと
29.68083円と表示されています。
※後日確認するとMaster適用レートは28.095円
→Masterの適用レート
(手数料はゼロを選んでください。)
5.6%も上乗せされた両替レートで
キャッシングすることになります。
これではたまったものではありません。
おもしろいことに
HSBC銀行のATMでキャッシングすると
このような画面は現れず
上乗せレートのない
1リンギット28.095円が適用されました。
(下に画像あり)
つまり、同じクレジットカードでも
・HSBC銀行のATMは、
上乗せレートなし
・CIMB銀行のATMは
5%以上の上乗せレート
と、
利用する銀行ATMで適用レートが違うのです。
こんな割高な両替レートでは
とても利用できません。
しかし、
本当にこの両替レートなのか確認のため
翌日に100リンギットだけ
CIMB銀行のATMでキャッシングしました。
すると、翌日も1リンギット28円程度なのに
画面には29.44円が表示され
実際には29.45円のレートが適用されました。
(下の画像:クリックすると拡大)
リクルートカード(JCB)も持っていたので
同じく100リンギットキャッシングすると
やはり29.45円の両替レートが適用されていました。
(下の画像:クリックすると拡大)
なお、エポスカード(VISA)で
ATMキャッシングすると
HSBC銀行のATM、CIMB銀行のATMとも
上乗せレートはありませんでした。
※2018年1月11日は1リンギット28.19円
→VISAの適用レート(手数料はゼロを入力)
※VISAの適用レートはMasterより割高です。
関連情報
クレジットカードの海外ヘビーユーザーはVISAよりMasterがお得!
クレジットカードの海外キャッシングでも
割高な両替レートになることがあります。
慣れた海外キャッシングでも、
しっかり確認することが大切です。
ここで日本円を選んでしまうと、14%上乗せレートで請求されることになっていました。
参考画像→ http://seibunji.blog.jp/archives/52248955.html
https://www.smbc-card.com/mem/service/sec/kaigai01.jsp
上記の三井住友のHPでも注意喚起がなされているので、現地通貨を選んで問題なかったのですが
山田さんの載せられている画像では現地通貨を選ぶことができないようで怖いですね。
今回初めての経験ですが、以前から同様のことが起こっていたのですね。
もう少しこの記事を編集して読者にわかりやすいようにまとめます。
ありがとうございました。
その後もう少し調べると、CIMB銀行のATMでも『decline』を選ぶと日本のカード会社の両替レートが適用されることが分かりましたので、記事を更新しました。
いつもヒントになる情報をくださり感謝します。