海外からの送金受取サービスを始めました。
利用するメリットが大きいのは、
個人事業主です。😃
(個人事業主のお客さま >
海外送金トップ画面:
クリックすると拡大)

楽天銀行で受取るには、
楽天銀行のサイト
→ 送金時に必要な情報
の指示に従ってください。
個人事業主、個人ぞれぞれの
メリット、デメリットについて説明します。
T.楽天銀行の海外送金受取り(個人事業主)
【メリット】
楽天銀行は、
個人事業主が、
ネットバンキングを利用して
・日本→海外への送金、
海外からの送金受取り
の両方を
・口座管理手数料、無料
で利用できる唯一の銀行です。💓
【デメリット】
1.外貨両替手数料は
一般銀行並みです。
・米ドル 1米ドルあたり1円
・ユーロ 1ユーロあたり1.5円
・豪ドル 1豪ドルあたり2円
・英ポンド 1ポンドあたり4円
・NZドル 1NZドルあたり2円
・南アランド 1ランドあたり1.5円
2.受取手数料は2,450円
一般の銀行でも
2,500円程度はかかるので
やむを得ないでしょう。
個人ビジネス口座のWEB申込は
1.個人として口座開設する。
2.その後ログインして
個人ビジネス口座申込の手続きをします。
(個人ビジネス口座申込画面:
クリックすると拡大)

楽天銀行の口座開設は
→楽天銀行
U.楽天銀行の海外送金受取り(個人)
お得な外貨両替手数料で
円に両替できるのは良いですが
〔楽天銀行の円へ両替手数料〕
米ドル 1米ドルあたり0.25円
ユーロ 1ユーロあたり0.25円
豪ドル 1豪ドルあたり0.45円
英ポンド 1ポンドあたり0.45円
NZドル 1NZドルあたり0.45円
南アランド 1ランドあたり0.3円
海外からの送金を受け取るときに
2,450円の手数料がかかります。💦
また、事業性資金の受取には利用できません。
(個人事業主口座ならOK)
ですから、
楽天銀行だけでお金を管理したい人以外には
受け取る金額によっては
以下の方法がお得かもしれません。
〔10万円程度までの少額〕
1.外貨両替手数料は
金額ではわずかの違いです。
ですから送金人には
海外のマネーグラムから送金してもらい
SBIレミットかenremitを利用して受け取る。
そうすると
受取るためにかかる手数料は
300円まででおさまります。
関連情報
少額の海外からの送金にお得な『マネーグラム→SBIレミット→銀行口座へ入金』実際の手続き
10万円までを日本の銀行口座へ入金したいときに便利なenremit
そのほか、ビットコインを買える国なら
ビットコインで送金してもらうこともできるでしょう。
関連情報
ビットコイン(bitcoin)を利用した海外から日本への小額の送金
〔まとまった金額(事業性資金を除く)〕
ソニー銀行、新生銀行、三菱東京UFJ銀行、
SMBC信託銀行の外貨預金口座で受け取ると
受け取り銀行手数料はかかりません。
※5万米ドル相当額以上なら
住信SBIネット銀行もお得です。
※※個人口座で事業性資金を継続的に受取ると、
たいていの銀行は取引を停止すると思います。
あとは、
それぞれの銀行のネットバンキングを利用して
楽天銀行と同様の外貨両替手数料で
円に替えるとよいでしょう。
ソニー銀行、新生銀行、住信SBIネット銀行の
外貨両替手数料がお得です。
関連情報
海外からの送金 新生銀行、ソニー銀行、三菱東京UFJ銀行やSMBC信託銀行(旧シティバンク)の利用
まとまった金額の外貨受取・両替でお得な住信SBIネット銀行
楽天銀行の口座開設は
→楽天銀行
個人事業主で、これまで海外とは無縁の生活を送っておりましたが、近々、自作の商品をアメリカの店で販売してもらえるようになるかもしれず、ただいま外貨について猛勉強中です。こちらのサイトはとてもわかりやすく、助かっております。ただ、本当に自分が理解できているのかが不安で、初歩的なことですが、質問させていただきたく思います。
私の場合、こちらから海外に送金することはまずないと考えて、受取のみを楽天か新生銀行で行おうかと検討しております。
(現在は楽天個人・ゆうちょ・地方銀行にしか口座がありません。)
もし、振り込みされる金額が5000ドルと仮定した場合、両替手数料が楽天(ビジネス口座)なら1円なので、5000円かかる、新生銀行なら15銭なので750円かかる・・・
という計算で合ってますでしょうか?
そうなると、やはり新生銀行がよいのかなと思うのですが・・・。
受取手数料?も楽天は2450円で、新生銀行は無料なのですよね。
ただ、新生銀行のどのコースに申し込んだらよいのか、はっきりわかっておりません。
質問が初歩的すぎて申し訳ないのですが、どうぞよろしくお願い致します。
また、他にも何か良い方法があったら教えていただけると助かります。
米ドルから円への計算はあっています。
しかし問題は今後継続して送金があった場合に、銀行が受取り金額について事業性資金の受取りとみなすと突然取引を停止する可能性があります。
ですから、payoneerか、利用できる州は限られますがTransferWiseを使って顧客に送金してもらうことをすすめます。これらの方法なら、海外の顧客は国内送金手数料の負担だけなので顧客にもメリットがあるでしょう。(TransferWiseは現在のところ事業性資金の海外からの受取りには制限がありません。)
参考情報 http://kaigaisokin.seesaa.net/category/24542420-1.html
http://kaigaisokin.seesaa.net/category/26624683-1.html
以上、参考になれば嬉しく思います。
ペイオニアについてのリンクと、サイトのほうも先ほど拝見いたしました。ありがとうございます。
山田様のサイトを最初に拝見したとき、やはりトランスファーワイズが一番良いのだろうと思ったのですが(州についても確認いたしました)、英語が出来ないので、先方へうまく説明等ができなかった場合やペイオニアもダメだった場合、打つ手を考えておかなければならないと思っていました。
それで、もう一度楽天ビジネス口座と新生銀行のページを読んでいるのですが、新生銀行パワーフレックスで、仕向け送金のところには事業用資金の注意書きがあるのですが、被仕向送金には何も書いてないようなのです。
http://www.shinseibank.com/gaika/cam/index_remit.html?intcid=fdt_tab_000_04
なので、このあと新生銀行に問い合わせてみようと思っております。
取り急ぎ、お礼をお伝えしたく書き込みしました。
ありがとうございます。
本日、新生銀行から回答がありまして
やはりパワーフレックスは個人向け口座なので
被仕向送金についても事業用資金はダメなのだそうです。
このたびは、ご相談に乗っていただきまして、非常に安心を得ることができました。
今後、相手方との取引が成立して、よいご報告ができるようになりました暁には、また来させていただきます。
ありがとうございました。
この記事を最初に書いた時点では、楽天銀行は受取時に手数料がかかっても個人事業主や法人に有利な方法でした。しかしその後受取銀行手数料がかからないさまざまな送金方法が生まれています。一方でtransferwiseやpayoneerは円への両替コストが高いのがデメリットです。
ですから送金方法を選ぶときのポイントは、
1.送金者の負担手数料と送金時のトラブル回避(国内送金手数料と海外送金手数料の違い、海外送金に慣れない人が手続きを間違えると訂正が面倒です。)
2.受取る金額に応じたふさわしい方法
を考えて選択することだと思います。
英語に関しては、英辞郎を利用することをすすめます。貿易用語についても相当詳しいと思います。
参考情報 英語お助けグッズ
http://kaigaisokin.seesaa.net/article/32317875.html
以上、参考になればうれしく思います。
これからの森さんのビジネス展開を期待しています。
半年前に上記の書き込みをした森です。
その節はほんとうにありがとうございました。
その後、つい先日なのですが、アメリカに送った商品が売れて、本日入金を確認いたしました。
先方からは、送金方法として最初にトランスファーワイズを提示されたので、よかった・・と内心思ったのですが、100万円以下の送金の場合、私の名前をカタカナ表記にする必要があり、コピペで対応してもらうようお願いしたのですが、先方から、間違いがあるといけないので今回は銀行から送りますとの連絡がありました。
それで、住信SBIの外貨預金口座にドルで振り込んでもらい、それにかかる手数料はすべて私のほうで払いますとの文言も添えました。
そうすると、75ドル差し引かれた金額が口座に振り込まれ、それプラス住信の手数料が25ドルで、合計100ドルマイナスになりました。
これは送金銀行と中継銀行2つなどで75ドルと考えたらよいのでしょうか?
またまた初歩的な質問ですが、よろしくお願い致します。
まず、住信SBI信託銀行への送金で受け取った金額が合計100ドルマイナスになった件ですが、その通りです。
手数料を全て負担すると先方に伝えたとすると、アメリカの送金者は送金額から送金する銀行でかかる手数料を差し引いた可能性があります。(わたしのブログ読者から教えていただいた情報では、銀行窓口での海外送金手数料は30ー50ドル程度とのことです。)
ところで、TransferWiseのカタカナ入力の件についでてです。
外国人のパソコンや他のデバイスでは、日本語入力ができません。
今後、森さんが負担する手数料の軽減やお客様への対応、もちろんこのブログ読者に役立つと思いますので、TransferWiseに確認します。
回答をお待ちください。
Transfer Wiseから、回答が届きました。
日本語入力ができないデバイスを持つ人にはメール送金という方法があります。
以下に返答をコピペします。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
送金額が100万円を超える場合、SWIFTでの送金となりますので、口座名義はラテン文字でご入力ください。
一方で送金額が100万円以下の場合、銀行に登録されているとおりカタカナあるいはラテン文字でご入力いただく必要がございます。
カタカナを入力することが出来ない場合、受取人から口座名義をメールにて取得するか、メールアドレス宛ての送金をご利用いただくのが良いかと存じます。
メールアドレス宛ての送金について
https://transferwise.com/ja/help/article/2623671//
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ちなみに、英語で説明するURLは
https://transferwise.com/help/article/1740912/creating-a-transfer/transfers-to-an-email-address-transferwise-users
になります。
今回森さんが質問してくださったおかげで、メール送金という方法があることがわかりました。近日中にこのブログにまとめたいと思います。
ありがとうございました。
こんばんは。
中継銀行の手数料の件、よくわかりました。
ぼんやりと想像していた金額より高かったので驚いてしまったのですが、なるほど、そういうものなのですね。
でも、初めて取引する相手の方なので、自分負担にしておいて良かったと思います。
それからトランスファーワイズの件も、わざわざ質問までしてくださって、ほんとにありがとうございます!
私もこれからのことを考えると、やっぱりトランスファーワイズのほうが良いと思ったので、自分で質問してみようかと思っていた矢先でした。
それで、教えてくださったリンクをたどって、内容を読んでみたのですが、「ご注意 米ドルからの送金・・・・等はご利用いただけません」と上のほうに書いてありました。私の場合アメリカからの送金なのですが、米ドルにあてはまるのでしょうか?それともドルで受け取るわけではないので、当てはまらないと考えて大丈夫なのでしょうか?
重ねがさねすみません。
全く急ぎではありませんので、もし、ブログのほうで詳しくまとめて記事にされるのでしたら、そちらを参考にさせていただきます。
どうぞよろしくお願い致します。
ありがとうございました!
米ドルからの送金はできないとハッキリ書いてあるので、アメリカからの送金には利用できません。きっとマネーローンダリングに厳しい国では認められないのだろうと推測します。
わたしの側に至らぬ点がありました。これに懲りずこれからもよろしくお願いします。
いえいえ、とんでもないです。
私自身が、送金に関して不慣れすぎて、銀行のホームページの文面になじめず、ついつい自分の都合の良いように解釈してみたり、直接問い合わせをしてみても、確実に分かった気がしなかったりで・・・。
でも、山田様に質問して、かみ砕いた表現で教えていただき、本当に助かりました。
こちらこそ、これからもよろしくお願い致します。
ありがとうございました。
アメリカからの送金で、森さんのメルアドを使い
TransferWiseユーザーへの送金
https://transferwise.com/ja/help/article/2623671//#/Unique%20New%20York
が使えないか調べています。
返事が来るまでお待ちください。
やっと森さんが利用できる方法がわかりました。
カタカナ対応しないデバイスをもつ送金人から日本への送金を受取るには、
〇少額で良いので一度日本から海外送金をしてTransferWiseに口座開設し、日本の受取口座を登録します。
すると、TransferWiseユーザへの送金
https://transferwise.com/ja/help/article/2623671//#/Unique%20New%20York
が利用できます。
日本からTransferWiseを利用して海外送金する先がなく口座開設を申し込めない場合、裏技ですが将来送金する予定があるとして、日本から海外送金せず口座開設と住所確認のためのパスコードを受け取り口座開設する方法があります。これからその手順を記事をまとめますが、急がれるならTransferWiseサポート https://transferwise.com/contact に、
「これから海外に出かけて口座を作り、その口座へ送金したいので、前もって口座開設と本人確認をしたい。」
と伝えると、口座開設が可能です。(そして日本の受取口座を登録します。)
送金人にメールで口座名をカタカナで教えときに文字化けを避ける方法としては、
『HTMLやリッチテキストテキストの使用を避け、テキストフォーマットで送付する。ノートパッド、Wordなどのソフトウェアで編集、添付する。』
といった方法が考えられます。
しかし、一度TransferWiseに口座を作り、トランスファーワイズユーザー宛送金をするのが一番間違いないでしょう。
少し時間がかかるかもしれませんが、今回TransferWiseに確認したことをまとめてアップします。
すこしお待ちください。
その後、また詳しくお調べいただきまして、本当にありがとうございます。
この件については、トランスファーワイズに自分でも質問してみようと思っておりましたので、大変助かります。
これから、じっくり記事のほうを拝見させていただきます。
ありがとうございました。
記事を書き上げたけれど、説明の足りないところを直そうとしているところでした。内容がお役に立つなら嬉しく思います。
トランスファーワイズが近く始めるボーダレス口座や多数通貨で利用できるデビットカードなど、新興のフィンテック企業ののサービスが拡大しています。15年ほど前にスカイプのビデオチャットが割高な国際電話に取って代わったことに驚きましたが、金融の世界でも10年もすれば銀行のイメージが大きく変わるような変化が起こっていると感じます。
これからも実際に役立つ情報を発信して行きます。