〔重要なお知らせ〕 新生銀行の
パワーフレックス口座を利用した
海外送金は、2019年10月1日以降、
取扱いを終了します。
外国送金については
Goレミット海外送金サービスのみとなります。
関連情報 新生銀行Goレミット
新生銀行から、
(正確には新生銀行グループ アプラス)
海外プリペイドカードGAICA が発行されました。
(下の画像:クリックすると拡大)
さて、この新生銀行海外プリペイドカードGAICAを
利用すると便利な人は
1.新生銀行に、米ドル・ユーロ・
ポンド・豪ドル預金がある
そして、海外送金手数料(4,000円)を
払って海外送金するほどでない小額を
現地で受取りたい
2.留学する学校へは新生銀行から海外送金し
毎月の生活費などをATMで引き出す。
※現地に銀行口座があれば
まとめて海外送金するほうがお得です。
といった人でしょう。
その他では、それほどのメリットを感じません。💔
といのは
たしかに、新生銀行は
・円→外貨の両替コストがお得
・外貨のまま海外送金するための
追加手数料がかからない
・外貨を受取る手数料がかからない
のがメリットです。
関連情報 新生銀行の利用
しかし
1.新生銀行の外貨預金から
海外プリペイドカードGAICAへチャージするのに
3.5%の手数料がかかります。
(下の画像:クリックすると拡大)
海外プリペイドカードGAICAの手数料について
詳しくは→ごちらをご覧ください。
〔他のお得なカードとの比較〕
1.
(1)マネパカードを利用すると
円からの両替コストは0.7%程度です。
※前もって両替しておけば
その後の為替レートの変動にも左右されないのは
海外プリペイドカードGAICAと同じです。
〔マネパカードで利用できる通貨〕
米ドル ユーロ ポンド 香港ドル 豪ドル
関連情報 マネパカード
(2)シティバンク外貨キャッシュカードと
ドルカード(クレジットカード)
マルチマネー米ドル普通預金口座
⇔米ドル普通預金口座間の移動には
手数料はかかりません。
YJFX!!を利用して円から米ドルへ両替すると
両替コストゼロで、入出金に手数料は一切かかりません。
関連情報 シティバンクの外貨キャッシュカード
シティバンクのドルカード
2.
(1)日系クレジットカードなら
・ショッピング→両替コスト1.6%程度
・ATMキャッシング→両替コストゼロ
+返済日までの金利など
だけです。
関連情報 クレジットカードの利用
クレジットカードを利用した海外キャッシング
(2)VIISAデビットカードの外貨への両替コストは
1.63%〜3%程度です。
関連情報 VISAデビットカード
※(1)(2)に関して、カード利用時の両替レートが
適用されます。
2.円預金からのチャージでは
4%の手数料がかかります。
(下の画像:クリックすると拡大)
これは一般的な新生銀行キャッシュカードと
同じ両替コストですから
違いは、VISAカードとしてキャッシュレスで
支払いできることくらいです。
以上、新生銀行
海外プリペイドカードGAICAについて
他のカードと比較しました。
〔追加情報〕 カード不正利用への対応について
電話でたずねたところ、カード利用者に責任がない場合、
GAIKA運営会社アプラス(新生銀行グループ)が弁済します。
VISAを経由して調査を始めて結果がでるまで
最低1-2週間〜1ヶ月程度かかります。
※同社のクレジットカードと同程度の日数
関連情報
海外でのカード利用で起こるかもしれないトラブル、対応と対策
海外プリペイドカードGAICAの申し込みは、
↓ ↓
をクリックしてください。
〔参考情報〕
10万円あまりまでの金額なら
新生銀行から海外送金するより
海外プリペイドカードGAICAを利用するほうが
お得で、ATMからすぐに受取ることができます。
○計算の根拠
新生銀行の海外送金手数料は4,000円なので
追加でかかる受取銀行手数料として
・アメリカ10ドル(1,230円)
・ユーロ圏5.5ユーロ(743円)
・イギリス10ポンド(1,930円)
・オーストラリア10豪ドル(910円)
がかかると仮定します。
海外プリペイドカードGAICAのチャージ手数料は
3.5%なので
・米ドル 120,857円
※計算の根拠(4,000円+1,230円)÷0.035
・ユーロ 135,514円
※計算の根拠(4,000円+743円)÷0.035
・ポンド 168,428円
※(4,000円+1,930円)÷0.035
・豪ドル 140,285円
※計算の根拠(4,000円+910円)÷0.035
という計算になります。
現在、新生銀行に80円程度で購入したUSDが5,000ドルほどあります。
このところの円安で円転しようかと思っていたのですが、GAICAがでたということで、将来(7年後くらい?)行きたいと考えている海外旅行で使えるかも…と思った次第です。
すぐに使いたい資金ではないのであと数年放置しておいても問題はなく、さらに円安が進むようなら有効に使いたいと考えています。
チャージ手数料3.5%というのは大きいと感じますが、レートによっては現在保有しているUSDをチャージした方がお得と考えて差し支えないでしょうか?
アメリカでのカード利用の便利さやドル現金を得る手間をどのように考えるかですが、金額もまとまるのでGAICAの3.5%の負担は大きいと感じます。(60万円にかかる2%の違いはは1.2万円なります。)
新生銀行からマネーパートナーズへの外貨送金などの手間を惜しまないなら
1.マネーパートナーズに外貨のまま送金して、
(1)マネパカードで海外で利用する。
http://kaigaisokin.seesaa.net/category/23332034-1.html
(2)外貨現金を空港で受取る。
http://kaigaisokin.seesaa.net/category/13746804-1.html
を利用するほうがお得です。
そのほか、新生銀行の円⇔ドルの両替コストは安いので円に戻した後、ドルユーロなどお得なサービスでドル現金に替える。
http://kaigaisokin.seesaa.net/category/23278585-1.html
方法もありますが、1/1〜12/31までの1年間でまとめて円に戻すと、為替差益として所得税を申告する必要が生じます。
以上、参考になればうれしく思います。