法人がカレンシーオンライン(currency online)を利用して
外貨両替と海外送金をする場合
1.単純な取引
・円を外貨に替えて取引先へ送金する。
・取引先から外貨を受取り円に両替する。
だけでなく
・円高のときに外貨を調達しておき
必要なときにその外貨を取引先へ送金する。
・外貨のまま預けておき、
ふさわしい為替レートを待って円に戻す。
かもしれません。
そのような取引をすると当然
為替差益・差損が生まれます。
そのような取引を
どのように帳票に記載すればよいのでしょうか。
海外送金.comを運営される田邊税理士が
そのような取引の帳簿への記載方法を教えてくださいました。
注意する点は、
1、外貨→他の外貨への取引での為替差益・差損の計算は
一度円に戻した計算で処理します。
参考情報 国税庁HPより
保有する外国通貨を他の外国通貨に交換した場合の為替差損益の取扱い
2.受取った外貨を円に両替せずにおく場合の評価レートは
取引銀行などが発表する当日の取引レート(仲値orT.T.Bなど)になります。
参考情報 三菱東京UFJ銀行 1990年以降の為替相場
なお、実際の送金は、
・日本からの送金
A取引銀行 → 新生銀行Goレミット → カレンシーオンライン
・カレンシーオンライン残高の日本への送金
カレンシーオンライン→ A取引銀行
になります。
※A銀行は海外からの送金を受取れる銀行でなければなりません。
〔お断り〕 サイトオーナーは簿記に不案内です。
さらに詳しい情報については、
それぞれの会社を担当する税理士に相談してください。
〔取引例〕
10月1日 日本からカレンシーオンラインに200万円を入金できるよう円建て送金
国内送金手数料500円、円建て送金手数料3,500円
新生銀行Goレミット利用(新生銀行Goレミットへ2,003,500円送金)
10月5日 1万ドルを98円で米ドルに両替し、アメリカの取引先に送金
(円残高1,020,00円)
10月10日 5千ユーロを1ユーロ130円で両替し、ヨーロッパの取引先に送金
(円残高370,000円)
10月15日 取引先より3万Aドル入金
(その日の豪ドルレート90円 Aドル残高3万Aドル)
円安が進行したため
10月20日 1万Aドルを95円で円に両替
(為替差益5万円 円残高合計1,320,000円)
10月20日 2万AドルAドル残高から1万ポンドに両替してイギリスの取引先へ送金
(1Aドル95円、ポンドAドルレート1.579 Aドル残高4,210Aドル)
決算のため翌年
3月31日 Aドル残高4,210Aドルを円に1Aドル85円で両替して
日本のA銀行の自社口座へ送金、354,330円受取り
(4,210-12Aドル)×85-2,500円の計算
送金手数料12Aドル〔1,020円〕、受取銀行手数料2,500円
為替差損21,050円(Aドル受取時90円、円への換金85円で計算)
さらに
円残高1,320,000円を日本の自社銀行口座へ送金し、
1,317,500円を受取
(受取銀行手数料2,500円が差し引かれます。)
※為替差益5万円を含む
以上
帳簿処理
(下の画像:クリックすると拡大します。)
お金の流れ
(下の画像:クリックすると拡大します。)
カレンシーオンラインの口座開設は
→ カレンシーオンライン からできます。
以上、法人swカレンシーオンラインを利用する
担当者に役立てばうれしく思います。




