〔注意〕 海外送金取引は、
windowsパソコンからのみ可能です。
海外送金するとき、だれでも節約したいと考えます。
その点、楽天銀行の海外送金は
海外送金手数料が750円と大変お得で
68の通貨で208の国へ海外送金できます。
毎月・毎回の生活費など数十万円程度の海外送金には
利用したいと考える人は多いでしょう。
しかし楽天銀行の海外送金は
1.一部の国の通貨の外貨両替手数料は
5%以上、中には10%を超える通貨もあります。
2.夜間レートは昼間レートより割高です。
〔楽天銀行の外貨両替手数料
昼と夜および通貨別の比較〕
(以下の画像:クリックすると拡大)
※2011年に法人向けレートで作成
個人向けも法人向けと同じレートが
適用されます。
現地通貨への外貨両替手数料も含めた
楽天銀行のお得な利用方法を
・主要通貨国
・そのほかの受取国
に分けて説明します。
楽天銀行の口座開設は、
→ 楽天銀行 からできます。
〔参考情報〕
小額の海外送金にかかる手数料は、
回数が増えるとけっこうな負担になります。
例:1回3千円でも1年では3.6万円になり、
さらに外貨両替手数料が加わります。
このブログでは、
・クレジットカードを利用した海外キャッシング
関連情報 クレジットカードの海外キャッシング
・VISAデビットカード 〃
関連情報 VISAデビットカードの利用
・国際キャッシュカード 〃
関連情報 国際キャッシュカードの利用
を利用するほうが毎回銀行送金するよりお得です、
と説明してきました。
しかし、
・小額を何回にも分けて引き出す手間
・人通りの多い場所にあるATMを利用する危険
があり、
・ATMを1回利用するたびにかかる現地および
日本の手数料もそれなりの負担になります。
T.主要通貨国※注1への海外送金
※注1:アメリカ、ヨーロッパ各国(ユーロ圏)、
イギリス、スイス、オーストラリア、
ニュージーランド、カナダ
1.できるだけ日本時間の
午前10時過ぎ〜午後4時ころまでに
海外送金の手続きをしましょう。
※楽天銀行では午前10時ころ、
午後5時ころに両替レートを決定します。
そうすればお得な一般銀行並みのレートが
適用されます。
楽天銀行の海外送金については、
関連情報 楽天銀行の海外送金(個人)
をご覧ください。
楽天銀行の口座開設は、
→ 楽天銀行 からできます。
U.主要通貨国以外の国への海外送金
.同じくできるだけ
日本時間の午前10時過ぎ〜午後4時ころまでに
海外送金の手続きをしましょう。
そうすれば少しでもお得なレートが適用されます。
.現地国通貨に両替するのではなく、
米ドルなどで海外送金する。
(50万円程度まで)
※50万円程度以上のお得な送金方法は
で説明しています。
※※楽天銀行は、主要国以外への海外送金に
米ドルなどの通貨を選べます。
楽天銀行の現地通貨への外貨両替手数料が
割高な場合、米ドル送金し
それから受取る国の銀行で現地通貨へ両替するほうが
お得になることがあります。
(現地通貨でちょうどの受取額を指定することはできません。)
〔注意!〕
現地通貨で海外送金しても、受取銀行が
手数料を差し引くことがあり、
受取人にぴったりの金額が届かないことがあります。
というのは、たいていの国の銀行では
米ドルから現地通貨への外貨両替手数料は
1%程度です。
そして楽天銀行の円→米ドルへの両替コストは
昼間レートで1%あまりですから、
両方の外貨両替手数料を足しても3%になりません。
楽天銀行の外貨両替手数料が4-5%程度以上の通貨なら、
米ドルで送金するほうがお得になるわけです。
楽天銀行の海外送金については、
関連情報 楽天銀行の海外送金(個人)
をご覧ください。
〔楽天銀行の外貨両替手数料
昼夜および通貨別の比較〕
(以下の画像:クリックすると拡大)
※2011年に法人向けレートで作成
個人向けも法人向けと同じレートが適用されます。
.50万円程度以上(100万円まで)の場合
現地の円→現地通貨の両替コストが
楽天銀行の外貨両替手数料よりお得なら
・海外送金手数料750円
さらに
・3,000円の円建て送金手数料
+中継銀行手数料負担1,000円
を払って、円建て送金する。
50万円以上の金額を米ドル建てで海外送金するより、
円建て送金するほうがお得になります。
(例:5千米ドルなら外貨両替手数料は5,000円程度)
※円で送金するので外貨両替手数料はかかりません。
ただし現地通貨の外貨両替手数料が
円と米ドルで異なることがあります。
しかしたいていの場合、米ドルからの両替が
お得になるでしょう。
当然ですが、割高な現地通貨への外貨両替手数料で
両替して送金するよりお得です。
楽天銀行の口座開設は、
→ 楽天銀行 からできます。
〔参考情報〕
1.楽天銀行の円建て送金では
予想以上に中継銀行手数料がかかる可能性があります。
ですから中継銀行手数料として、1,000円を
送金人負担で円建て送金することをすすめます。
参考情報 楽天銀行の円建て送金は『送金人負担』を利用しましょう。
2.現地受取銀行の外貨両替手数料の計算方法
(T.T.Sレート-T.T.Bレート)
÷仲値〔T.T.SレートとT.T.Bレートの平均値〕÷2
で計算できます。 ※Cash〔現金両替〕レートではありません。
楽天銀行の海外送金については、
関連情報 楽天銀行の海外送金(個人)をご覧ください。
しかし2,3、の方法にはデメリットもあります。
【米ドル建て、円建て送金のデメリットについて】
受取銀行にお金が届いた日、もしくは
銀行で両替する日の現地の米ドルレートや
円から両替するため海外送金するときには、
現地通貨での受取額が確定しません。
ですから受取人にちょうどの金額を送金したいときは
向いていません。
※現地通貨で送金しても、受取銀行が
手数料を差し引くことがあります。
また、現地通貨・米ドルor円レートが急変すると、
予想より受取額が少なくなることもあります。
〔参考情報〕
1.たいていの国では、現地通貨預金口座へ送金すると
届いた日のレートで自動的に現地通貨へ両替されます。
しかし中国などは、受取人が銀行に出向いて
両替する必要があります。
2.現地国に円や米ドル預金口座があるなら、
希望するレートになるまで、円や米ドルのまま
預けることができます。
ということで、
楽天銀行の海外送金のお得な利用方法をまとめました。
海外の自分や家族の口座などへの海外送金なら
こんな方法がちょっとした節約になるでしょう。
楽天銀行の口座開設は、
→ 楽天銀行 からできます。