過去記事として保存しています。
SMBC信託銀行(旧シティバンク)に
ドルカードがあります。
〔注意〕
SMBC信託銀行のドルカードはクレジットカードで、
「SMBC信託銀行外貨キャッシュカード」とは
別のサービスです。
関連情報 SMBC信託銀行の外貨キャッシュカード、代理人カード
SMBC信託銀行のドルカードは
・アメリカを中心に海外に出かけることが多い人
・米ドル支払いのサイトでよくショッピングする人
に便利でお得なクレジットカードです。😃
というのは
1⃣.SMBC信託銀行のドル預金残高から
ドルで支払った利用額を引き落とすので、
事務手数料(外貨両替手数料)がかかりません。💓
※日系クレジットカードを利用して外貨でショッピングをすると、
事務手数料は1.6%程度です。
ドルカードで支払うため、
円をお得に米ドルに両替する方法は
次に説明します。
ドルカードで年間2,700ドル以上利用するなら
日本のクレジットカードの事務手数料
(=外貨両替手数料)分で
年会費42ドル分を節約できる計算になります。
※家族カードは年会費がかかりません。
次にお得に円を米ドルに両替する方法です。
それは
2⃣.・円高のときに調達した米ドル
・日本のFXでお得に両替した米ドル
参考情報 YJFX!!の現受
・海外から受取った米ドル
を、SMBC信託銀行のマルチマネー米ドル普通預金口座に
預けておき、そのまま米ドルで支払うことです。😃
〔注意!〕 日本国内のVISA加盟店ではドルカードは利用できません。
〔参考情報〕
1.海外で長期に活動する人にSMBC信託銀行は便利ですが、
口座維持のためにある程度の預金残高を求められます。
※総額50万円以上、もしくは外貨建て20万円以上
しかし、SMBC信託銀行でドルカードを持つなら、
・SMBC信託銀行の残高にかかわらず
口座維持手数料は求められません。🎶
・長期の旅行者は、現地でドルカードを使って
旅行費用を支払うと60日のカード付帯海外旅行保険を
追加できる。
というメリットがあります。✨
○カード付帯海外旅行保険がつく理由
(1)ドルカード保有者は、残高にかかわらず
口座維持手数料を求められません。
→ SMBC信託銀行 手数料について に
『SMBC信託銀行では月額2,100円を口座維持手数料として
毎月第1営業日にお支払いいただいております。
ただし、以下のいずれかの条件を満たす場合、
口座維持手数料は無料です。
・・・・・〔省略〕・・・・・
前月※125日(25日が土・日・祝休日の場合は前営業日)時点で
SMBC信託銀行の提携クレジットカード会員である場合』
と書かれています。
・・・・・・・・・・
(2)SMBC信託銀行のドルカードに付く海外旅行保険は、利用付帯です。
つまり、クレジットカード付帯海外旅行保険の有効期限(90日)が過ぎる直前に
海外でドルカードを利用して交通費などを支払えば、
海外旅行保険をその時点から60日追加できます。💡
(それまでにSMBC信託銀行ドルカードで交通費を支払っていないことが条件)
参考情報 海外旅行保険研究所 シティカードの裏技発見!
SMBC信託銀行のドルカードのメリット、
デメリットを以下にまとめます。
【メリット】
1⃣.クレジットカードなので、
カード決済日にSMBC信託銀行の
『マルチマネー米ドル普通預金口座』から引き落とされます。
当然ですが、アメリカでの支払に外貨両替手数料はかかりません。
・海外から受取った米ドル
・円高のときなどに調達した米ドル
から、そのまま支払うことができます。
また、カード利用代金の決済日に間に合うなら
ドルカードでショッピングしたあと、
・日本のFXでお得に両替した米ドルを
SMBC信託銀行に入金して支払う。
こともできます。
2⃣.ドル建てカードとして
米ドル以外の通貨でもお得な手数料水準
アメリカ以外の国でドルカードを利用すると
外貨両替手数料として1.63%が加わります。
米ドル以外の通貨へは、提携銀行の対米ドルT.T.S.レート
(基準〔ミッド〕レートから1%程度割高なことが多い)
で計算するので、トータルで約2.6%程度の
外貨両替手数料になります。
※たいていの国で発行されるクレジットカードと同じ手数料体系です。
この点では、日系クレジットカードが
基準レートに1.6%程度の上乗せ(ショッピング)
もしくは上乗せなし(キャッシング)とお得になります。
3⃣.その他のメリット
というかこれが一番のメリットですが
(1)日本でお得に両替した米ドルから支払える。
また、以前から持っている米ドル預金から支払える。
○ドルカードで米ドル支払いするときのコツ
日本のFXを利用すると、SMBC信託銀行より
お得に円を米ドルに両替でき、
YJFX!!なら外貨両替手数料はゼロになります。💓
※YJFX!!からの出金に1,500円の手数料がかかるようになりました。😖
※※SMBC信託銀行なら千ドル当たり千円の外国為替(外貨両替)手数料
参考情報 YJFX!!の現受 外貨両替手数料の比較
当然ですが、
海外から受取った米ドルからそのまま支払う
こともできます。
〔注意!〕 YJFX!!を利用してで得た米ドルをSMBC信託銀行に出金するには
3営業日かかります。(SMBC信託銀行の残高に反映されるのはその翌営業日)
ですから、支払日の1週間程度前までに、YJFX!!で米ドル出金までの手続きを
する必要があります。
関連情報 YJFX!!の現受
(2)利用付帯の海外旅行保険
海外の公共交通機関の料金をカード支払してから60日間、
カード付帯海外旅行保険が適用されます。
長期に海外で活動する人には
高額の海外旅行保険が必要ですが、
一般のカード付帯海外旅行保険(90日)と併用して
海外旅行保険料を節約できます。🎶
参考情報 海外旅行保険研究所 シティカードの裏技発見!
関連情報 カード付帯海外旅行保険を利用するときの注意
カード付帯海外旅行保険はどこまで利用できるか
(3)利用ポイントを、翌年の年会費42ドルに当てることができる。
年間8千ポイント(約100ドルに相当)以上を獲得すると
ポイント残高から年会費42ドルを支払うことができます。
※1ドル120円とすると8千ドル=約96万円以上の
ドルカードの利用が必要です。
【デメリット】
1.アメリカ、その他の国を含めて
ATMでのキャッシングができない。
しかSMBC信託銀行(旧シティバンク)には、
アメリカでのキャッシングでお得な
外貨キャッシュカードがあります。
関連情報 SMBC信託銀行(旧シティバンク)の外貨キャッシュカード、代理人カード
アメリカにたびたび出かける人にとっては
SMBC信託銀行だけで2つの支払方法があるため、
米ドル預金残高から
・ドルカードを使ってキャッシュレスで支払う
・必要な現金は、外貨キャッシュカードでキャッシングする
と使い分けることができます。😃
〔注意!〕
米ドルカードは「マルチマネー米ドル普通預金口座」から、
外貨キャッシュカードは「米ドル普通預金口座」からの引落になります。
(ちょっとややこしい)
アメリカのダウンタウンにあるATMの引出し限度額は
小額なことが多く、一方で高級店近辺には
キャッシングできるATMがなかったりもします。
しかしドルカードがあるなら
SMBC信託銀行の外貨キャッシュカードだけを利用して
・引き出した多額の現金を持ち歩く
・毎回ATM利用手数料2ドル、
+現地ATM手数料を差し引かれる
必要はありません。
また、アメリカ以外の国では
他のクレジットカードを使ってキャッシングをしましょう。
いずれにぜよ海外に出かけるときは
二枚以上のカードを持つことは必須です。
関連情報 クレジットカードの海外キャッシング
{参考情報}
・SMBC信託銀行の外貨キャッシュカードについて
SMBC信託銀行の(マルチマネー口座とは異なる)
米ドル普通預金口座残高から
アメリカ国内やグァム、サイパンにあるATMから
キャッシングできる米ドル専用キャッシュカードです。
ドルカード※クレジットカード とは異なり
即時に米ドル普通預金口座残高から引き落とされます。
関連情報 SMBC信託銀行(旧シティバンク)の外貨キャッシュカード、代理人カード
こんなに質の高いサイトを提供して頂いて感謝します!両替・送金共に本当にこのサイトにお世話になりっぱなしです。
私は主にアメリカで生活していますが、先日帰国したときに既に口座を持っているシティバンクでドルカードを申し込みました。口座維持手数料を気にしないでいいから、と思ったからです。現在無職なのですが、ドルカードは他のカードと違い無職でも申し込めるかも?と期待したのですが、結果は審査で落とされました。涙 無職が原因とのことでした。無職でクレジットカード申し込む人はいないかも知れませんが、もしかするとどなたかの参考になればと思いコメント書き込ませていただきます。
情報をくださりありがとうございます。
アメリカで活動するならドルカードは便利で、さらにシティの口座維持手数料もかからないので一石二鳥ですね。
お仕事が見つかり早くドルカードを持ってアメリカで元気に活動されることを願っています。
追伸
現在シティバンクが日本からの撤退を検討しているニュースが流れています。
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20140820-OYT1T50009.html
くわしくは今後の展開を待つしかありませんが、海外送金部門をどこかの銀行が買い取って今後も継続することを期待しています。
事業で初めて海外送金をするのですが、このブログを参考にさせていただき、節約して送金します!
>事業で初めて海外送金をするのですが、このブログを参考にさせていただき、節約して送金します!
わたしの情報が役立ってうれしいです。
一つお伝えしたいこととして、最近多くの銀行は事業性資金の海外送金を受け付けないことがあります。継続して利用するときには、transferwise http://kaigaisokin.seesaa.net/category/25769342-1.html や楽天銀行で法人もしくは個人事業者として利用する方が良いかもしれません。
ご返信ありがとうございます。昨日から色々と調べているのですが、アドバイスをいただけないでしょうか?
海外に年に1回か2回ドルを送金する予定です。1回の送金額は200万円以上です。
個人ではなく、法人となります。
私が当初考えていたのは、
YJFX(またはマネーパートナーズ)を使い、日本円をドルに両替し、ドルのままSMBC信託銀行に入金し、それを海外送金と考えておりました。
しかしここで問題が発生しました。YJFX、マネーパートナーズは法人での口座開設ができるのですが、SMBC信託銀行に電話で問い合わせをしたところ、SMBC信託銀行には法人口座が無いとのことでした。
お手数ですが、アドバイスをいただけないでしょうか?
FXからドルのまま受け取りができ、それをそのまま海外送金できる銀行で一番お得なところってどこでしょうか?
新生銀行が一番、私の希望に合いそうなんですが、いかがでしょうか?
是非アドバイスをお願い致します。
新生銀行(法人口座の場合)
3000円送金手数料
2500円支払い銀行手数料
0.005%(1/20%)または最低2500円
つまり、最低8000円の手数料が掛かるようです。
そして、窓口のみでの受け付けとのことでした。
なかなか希望に合うのが見つからないですね。
『法人の海外送金』 http://kaigaisokin.seesaa.net/category/6192510-1.html でも説明していますが、とくに100万円を超えた金額ではお得な方法がみつかりません。(数十万円までならtransferwise http://kaigaisokin.seesaa.net/category/25789955-1.html がお得です。)
今回の場合、新生銀行へ出金するしかないと思います。しかし、個人と同様に新生銀行で外貨を受け取るときに手数料がかからないかどうかの確認が必要だと思います。
お役に立てず、申し訳ありません。