あわてずにしっかり回答することをすすめます。
税務署からのおたずねへの対応を間違うと
・電話でさらに問合せが来る💥
場合によっては
・徹底的に税務調査される
・重加算税を含めて追徴される
可能性があります。😞
以下は、海外送金したら税務署からおたずねが来た!
のコメントに届いた質問と田邊税理士※注 の回答から
抜粋しました。
※注 田邊税理士の略歴は こちら をご覧ください。
・・・・・〔引用開始〕・・・・・
【質問】
はじめまして! 山田様
税務署からお尋ねが来ました。。。
私名義の海外法人の名義で香港HSBCに口座があり、
2年前にうっかりUSD36,000×2回、
日本の私に個人口座に送金してしまい
そのお尋ねが来ました。
突然の税務署からの問い合わせなので
緊張して香港人の友人に借りたら
その会社の口座から送られてきたと
返信してしまいました。
するとその香港の方の連絡先や
その送金元口座の法人についての
お尋ねの2通目が来ました。
(電話があり、その内容のお尋ねが来ました)
税務署の調査で、香港HSBCへ調査をされたら
私の法人から私に送金したことは
知られてしまいますでしょうか?
海外送金して、緊張して
うっかりしたお尋ね回答をしてしまい、
急にまずい気がしてきて検索していたら
こちらにたどり着きました。
ぜひぜひアドバイスをお願いできればと思います。
よろしくお願いします。
・・・・・〔途中省略あり〕・・・・・
【回答】
○○さんようこそ。
海外送金.comの田邊税理士から回答をいただきました。
以下に転記します。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
○○さんからのお問い合わせの件につきまして、
■日本の課税当局は、直接、香港HSBCに
口座の照会や税務調査を行うことができず、
あくまで、租税条約の情報交換規定に基づき、
正式な条約手続きにより行われるため、
よっぽど金額が大きく悪質である場合でない限り、
行われていないのが現状です。
■一方、香港法人の登記内容は、
第三者でも閲覧可能であることから、
香港に常駐している日本の課税当局の
長期出張者などが閲覧し、
情報を入手することがあるようです。
■今回、1回目のお尋ねで
事実とは異なった内容の回答をされ、
これが悪質とみなされれば、
重加算税の対象になってくるかと思います。
■現時点での対応としましては、
@重加算税を回避すること
A今回の香港法人以外に海外での口座がないか等、
徹底的に税務調査が行われる可能性があることから、
最初の回答について、
間違った回答をしてしまったと正直に伝えて、
香港HSBC口座のステイトメントや
香港法人の決算・申告を提出する
という対応がベストであると考えます。
(過去に確定申告をしていない場合には、
5年前まで遡られます。)
■今年に入り、海外送金のお尋ねが
かなり多くなってきています。
調査官は、素人の個人に対して、
課税当局の論理で徹底的に追及してきます。
納税者に有利なことは言ってくれません。
お尋ねが届いたら、まずは、
税理士などの専門家に相談することをお勧めします。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ということで、
まずは正直に申告し直すことをすすめます。
大きな問題にならず、
解決できることを願っています。
・・・・・〔引用終り〕・・・・・
以上