〔少し長い前書き〕
海外留学、ワーホリ、長期旅行に出かけると
お金の管理についてさまざまなことが起こります。
実際にどんなことが起こるかを考えてみました。
(1)現地国で銀行口座を作れない、
驚くほど手間や日数がかかる。💦
短期語学留学やワーホリの場合、
なかなか銀行口座を作れない国があります。
例→「ミクシィ」
イギリスにワーキングホリデー トピック
日本から銀行送金したくても受取る口座がないとき
当面必要なお金を
どのように受取ることができるでしょうか。
(2)クレジットカードの
海外キャッシング限度額では足りない。
クレジットカードやデビットカード、
その他のカードを利用することもできますが
1日の利用回数や金額が限られるため、
何日もかけてキャッシングする必要がある。💥
(VISAデビットカード、
海外で利用できるその他カードを含む)
日常の移動に必要な(中古を含む)車を買いたくても、
クレジットカードではまず支払えません。
また多額の現金を持ち歩くのも危険です。
※SBIレミットで送金したお金を銀行で受取るなら、
たいてい銀行小切手を作れるので
それを持ち歩くなら安全です。
(3)クレジットカード、キャッシュカード、
デビットカード、その他カードをなくした。
ATMに取り込まれて出てこない、無効になった、など😵
とくに日本のカードの場合、再アクティベーション
海外からの再発行と受取りには時間がかかります。
すぐに必要な生活費などをどのようにして
得ることができるでしょうか。
〔前書きの終り〕
SBIレミット は
頼りになる海外送金方法です。
というのは
・現地に銀行口座がない人
・本人が日本にいないとき(海外滞在中)
でも、ネット上で手続きして
格安の手数料で海外送金できます。💓
→ SBIレミットの海外送金手数料
※世界の主要国、アジア各国の送金手数料がお得です。
小額ならそのまま現地の銀行口座に入金すると
一般的な銀行経由の海外送金より節約できます。
(フィリピンでは銀行口座へ入金できます。
→ SBIレミットのニュース)
SBIレミットで実際に海外送金をして
気づいたことをまとめます。
SBIレミットの会員登録は
→ SBIレミット からできます。
〔追加情報〕
以下はSBI会員が海外へ出かけて
本人あての送金をする説明ですが、
そのほかにも
・本人が海外の知人などへ送金
・日本在住家族がゆうちょ銀行や
コンビニからの入金して送金
することもできます。
〔参考情報〕
海外でトラブルにあった家族へお金送金するため
現地に銀行口座がなくても受取れる
「パスポート送金」という方法があります。
関連情報 パスポート送金について
しかし日本を出る前にSBIレミットに会員登録するなら、
こんな面倒な方法は必要ありません。
また日本のカード再発行には時間がかかりますが、
パスポートをなくしても
日本大使館領事部で再発行してもらい、
日本からの送金を受取ることができます。
1⃣.SBIレミット に会員登録する。
申込後SBIレミットから届く書類を読んで
初期設定をすませ、
いつでも利用できるようにしましょう。
〔初期設定の書類受取について〕
基本的に、佐川急便の配達と
本人確認書類を見せて本人の確認してから
書類を受取ります。
しかし、届出住所で本人が受取ることができないなら
佐川急便の受取人確認配達サービスで
配達ができない地域向けのサービスの適用を
依頼してみることは可能です。
2⃣.受取場所の確認
旅行する経路、滞在予定場所にある
マネーグラムの受取場所を確認します。
(都会や地方主要都市なら
たいてい見つかります。)
※同じ州や県内のたいていの場所で
お金を受取ることができます。
SBIレミットのサイトで、
ホーム→受取拠点→受取拠点検索
→こちら とすすみます。
(下の画像:クリックすると拡)
「移動する」をクリックして
マネーグラムのサイトへ行きます。
(下の画像:クリックすると拡大)
マネーグラムのサイトで、
国名、市もしくは郵便番号 を、入力し、
receive money にチェックし、
Find a location へとすすみます。
(下の画像:クリックすると拡大)
そうすると、
最寄の受取場所を探すことができます。😃
〔参考情報〕
1.セブン銀行からウェスタンユニオンを利用して
海外送金するなら、マネーグラムより
さらに多くの受取場所があります。
そして、セブン銀行でも、
ネット上から送金先登録ができます。
しかし、登録が完了して海外送金できるまで
2,3営業日かかり、急ぐときには間に合いません。
→ セブン銀行の情報
2.送金手数料(→セブン銀行 海外送金手数料)や
両替コストが割高なことが多いので、
主要銀行の支店がないような場所以外では
SBIレミットが有利なようです。
〔SBIレミットとセブン銀行 両替コスト比較の一例〕
中国への送金(いずれも米ドル送金)
・SBIレミット:1%円→米ドル)+0.1%(米ドル→元)
・セブン銀行:1.6%
※注(円→米ドル)+0.1%(米ドル→元)
マレーシアへの送金
・SBIレミット:約1%(円→米ドル)
+1.5%(米ドル→マレーシアリンギット)
※米ドル送金+銀行のTTBレートで
マレーシアリンギットへ両替
・セブン銀行:4%※注
※円→マレーシアリンギットへの両替
※注:セブン銀行の両替レート→ 受取金額・送金金額シミュレーション
※両社の両替コストは、
同じ時刻のYahoo!ファイナンスレートと
比較した仮計算です。
そのほか、日中と夜間レートの違い、
主要国通貨でも送金しても送金する国によって
両替コストが違うかどうかについては不明です。
〔参考まで〕
数十万円以上の海外送金では
少々送金手数料が安くでも、
両替コストが割高なら
それほどお得ではありません。
関連情報 セブン銀行の海外送金サービス
3⃣.SBIレミットへ送金
SBIレミットのサイトからログインし、
会員情報 → 会員情報照会・変更
から、送金先銀行を確認できます。
(下の画像:クリックすると拡)
SBIレミットは、営業日の
午前9時から午後5時まで
30分おきに入金を確認しているので、
送金したお金が届くとメールが届き、
預かり残高に反映されます。
他行からの送金なら午後2時まで、
同じ銀行支店間の送金なら
5時までに送金を済ませると
しばらく待つと入金を確認できます。
(下の画像:クリックすると拡大)
4⃣.送金手続き
必要事項を入力して
海外送金の指示をします。
その流れ
(1)送金→ 新規の送金依頼
をクリックします。
(下の画像:クリックすると拡大)
(2)送金国名、送金通貨、
さらに、受取方法 を選び、
残高の範囲で送金額などを入力します。
(3)受取人、送金目的 を選び、
取引パスワードを入力し、
確認へすすみます。
(下の画像:クリックすると拡大)
(4)以下の画面で送金内容を確認し、
送金依頼 をします。
(下の画像:クリックすると拡大)
送金が完了すると、
リファレンスナンバーが
表示されるのでメモしましょう。
他の人に送金したなら番号を伝えます。
(下の画像:クリックすると拡大)
これからも
同じ受取人と受取場所へ送金するなら、
送金先として登録します。
(下の画像:クリックすると拡大)
これで送金依頼は終わりました。😃
では、すぐにでも受取場所に出かけましょう。
10分、銀行内でネットを利用して送金指示し
受取りに必要な書類を書くうちに
お金が届いています。
5⃣.パスポートなど
写真つきの本人を確認できるものを用意して
受取場所にでかけて、
指定される書類に必要事項を記入します。
〔受取場所の例〕
(クリックすると拡大)
20分程度の手続きののち、
現金を受取ることができるでしょう。
また、多額の現金を持ち歩くのが危険なら、
ふさわしい受取人の名前で
銀行小切手を発行してもらうことも
できるでしょう。
(受取場所が銀行ならたいていOKです。)
〔そのほかの利用例〕
のむてつさんのサイト SBIレミット活用メモをご覧ください。
海外旅行中、ネットでSBIレミットのサイトで送金指示をし
フィリピン(マニラ) 中国(上海) タイ(バンコク) マレーシア(KL)の
マネーグラムで受取った経験をまとめています。
※銀行窓口より街中の受取指定場所の方が手続きが早いです。
SBIレミットの会員登録は
→ SBIレミット からできます。
〔参考情報〕
1.受取人を考慮して、マネーグラムと
ウェスタンユニオンの使い分けができます。
マネーグラム、 ウェスタンユニオン を比べ、
受取りやすい方を利用して
送金するとよいでしょう。
ですから、郵便局しかないような町なら、
セブン銀行からウェスタンユニオンを利用して
送金するしかないでしょう。
一方、マネーグラムの場合、
サイトオーナーが旅したアメリカ南部の田舎町でも
受取場所がある一方、
マレーシアの有名大学がある地方都市には
受取場所がなかったりします。