お金を受け取れないことです。

ところが最近いくつかの新たなカードサービスが始まり、
・海外のATMでキャッシングできる
・クレジットカードのようにキャッシュレスで支払いができる
など、それぞれの会社が自社カードのメリットを伝えています。
これらのカードは
・クレジットカードを持てない
・海外で使える予備のカードが欲しい
ときに便利です。
しかし、一方で、
・たいていクレジットカードより割高な手数料
がかかります。
そして、クレジットカードのようにホテルのチェックインや
レンタカーを借りるときの本人確認には利用できません。
〔参考情報〕 未成年などのため本人がクレジットカードを作れないときは
クレジットカードを持つ家族にお願いして『家族カード』をつくることができます。
これらのカードを利用するときにかかる手数料や
使い勝手についてまとめます。
≪おすすめするカード≫
【マネパカード】
アメリカ、ユーロ圏、イギリス、オーストラリア、香港での利用におすすめする
海外専用プリペイドカードです。(クレジットカードではありません。)
前もってそれぞれの外貨に両替しておく必要がありますが、
円からのそれぞれの通貨への両替コストは
利用できる通貨に対して0.8%程度とお得で、
現地国での
・ショッピング
・ATMを利用した海外キャッシング
に利用できます。
関連情報 マネパカードの便利でお得な使い方
【VISAデビットカード】
このあとに説明するカードより、円を外貨に両替する上乗せがお得です。
関連情報 VISAデビットカード
しかしおすすめするカードは、
『申し込んでからカードを受取るまでの日数が限られる。』
『VISAデビットカードを申し込んでも、審査を通らなかった。』
※VISAデビットカードは申し込んでから受取まで1ヶ月程度かかります。
といった理由で利用できないなら
以下の その他の海外で使えるカード をすすめます。
≪その他のカード1≫
【ACマスターカード】
消費者金融のアコムのマスターカード機能がついたキャッシングカードです。
海外ATMで両替コストは一般のクレジットカードと同様お得です。
海外で利用後すぐに返済するならお得なカードです。
参考情報 クレジットカードの海外キャッシング
【スルガ銀行リザーブドプラン VISAカード】
スルガ銀行のローンカード
海外でのキャッシングしても両替コストはかかりません。
返済日までの金利がかかってきます。
返済日までの金利支払はクレジットカードの海外キャッシングと
同じ仕組みです。
→スルガ銀行 私設広報部ブログ ニューミドルマンを目指して
参考情報 クレジットカードの海外キャッシング
以上のカードはVISAデビットよりお得ですが、ローンつまり借り入れに
なるため申し込むのにハードルが高いかもしれません。
≪その他のカード2≫
【 Global money(グローバルマネー)】
(Visaトラベルプリペイドカード)
その一例 → リコーグローバルマネーカード
〔手数料〕
1.年会費 1,050円
ATM利用手数料/回 200円(現地ATM利用手数料は別途かかります。)
→ リコーグローバルマネーサイトの説明(最後の説明)
2.ATMを利用してキャッシングするときの上乗せレートは4% (新生銀行と同じ)
キャッシュレスの買い物では1.63% (クレジットカードと同じ)
→ リコーグローバルマネーサイトの説明(最後の細かい字での説明)
3.入金に関しては手数料がかかりません。(送金手数料は顧客負担)
〔サイトオーナーの意見〕
ここで紹介するカードの中で
ショッピングに利用するには一番お得です。

クレジットカードが持てない若い人やクレジットカードの予備として便利でしょう。
【トラベラーズカード】
〔手数料〕
1.年会費 無料
ATM利用手数料/回 200円、2米ドル、1.75ユーロ、
1.50英ポンド、2.50豪ドル、2.75NZドル、2カナダドル
(現地ATM利用手数料は別途かかります。)
2.ATMを利用してキャッシングするときの上乗せレートは4% (新生銀行と同じ)
3.入金手数料 1%(送金手数料は顧客負担)
〔サイトオーナーの意見〕
カード管理口座内で通貨を変えることができるのが
特徴です。(両替コスト 5.5%)
【JTBインターナショナルマネートランスファー】
→ JTB Money-T のサイト
〔手数料〕
1.入会金 2,100円
年会費 1,050円/年
カードセット送付 代行料 2,100円
2.サービス利用料 振込金額の2% 上限2,000円
3.為替手数料 1米ドルあたり4円
※ Master Card Internationalが定める日々のレートに加算
その他詳しい情報は、→ 手数料一覧 をご覧ください。
〔サイトオーナーの意見〕
手数料の上限2,000円はリーズナブルですが、外貨両替手数料やその他の手数料は
割高です。また、キャッシングにしか利用できないのもデメリットです。
〔追加情報〕2012.1.27 リリース情報(PDF)
【トラベレックス キャッシュパスポート】
→ トラベレックス キャッシュパスポートのサイト
米ドル、ユーロ、ポンド、豪ドル、日本円(世界各地)のマスターカードが利用できるATM、
中国の銀聨カードが利用できるATMで利用できます。
外貨建てカード(米ドル、ユーロ、ポンド、豪ドル)は、両替時にレートを固定して、
為替の変動リスクを回避できます。
〔手数料〕
1.入金手数料 1%
2.為替手数料(上乗せレート)
・米ドル2.5円(1米ドル85円の場合2.9%)、
・ユーロ3.725円(1ユーロ120円の場合3.1%)、
・ポンド 7.375円(1ポンド138円の場合5.3%)、
・豪ドル5.675円(1号ドル89円の場合6.4%)
※2011年4月7日のレートで計算 → 本日のレート
〔サイトオーナーの意見〕
米ドル、ユーロは日本のVISAデビット並みです。しかし他の通貨は割高で、
主要通貨以外は両替レートがわかりません。(円カード)
海外でここで紹介したカードを利用は
・ホテルやレンタカー予約の本人確認に利用できない。
・手数料が割高なことが多い
というデメリットがあります。
急に海外に出かけるので使えるカードが至急欲しいといった事情がないなら
まずはクレジットカードを使った海外キャッシングを利用することをすすめます。
関連情報 クレジットカードの海外キャシング
〔参考情報〕
中国関連の情報でお世話になっているのむてつさんが、
国際キャッシュカード徹底比較
海外ATMで一番安く外貨現金を引き出せるカードを探せ!
というサイトを運営していますので、ぜひ訪問してください。
海外生活で役立つセカンドカード、メインカードが見つかるかもしれませんよ。

気になったのですが、3つともキャッシュカードとして出しているカードですよね?
内容等を見ていると、クレジットカードと比べていて、さらにデメリットしか書かれていないように見えますが・・・クレジットカードは良くて、キャッシュカードはダメなのでしょうか?
留学等を考えているので、参考の為聞かせていただければ嬉しいです。
クレジットカードの海外キャッシングがお得ということを説明しています。毎月10万円をキャッシングするとき両替コストが2.5%違えば年間3万円の差が生まれます。また毎回のATM利用手数料210円も回数がかさむとバカになりません。ちょっとした工夫で節約ができることを説明しています。
また同様のカードを作るなら、現在のところりそな銀行VISAデビットが有利だと思います。
参考情報 りそな銀行のVISAデビットカード
http://kaigaisokin.seesaa.net/category/11142856-1.html
ただすべての人がクレジットカードやVISAデビットカードを持てるわけではありません。たとえばスルガ銀行VISAデビットを申し込んでも審査が通らなかった人もいるようでし、急ぐためVISAデビットカードが発行されるまで待てない人もいるでしょう。そのような人には便利なサービスだと思います。
あくまでも時間と手間を惜しまなければ節約方法があるという説明だと考えてください。