シティグループがアメリカ政府管理下から外れる方向になってきました。
(2010年3月30日)
すぐに日本のシティバンクがどうなるかというわけではありませんが、
ドイツのシティバンクの名前が急に変わったりしているので → ニュース
これからの成り行きに注目したいと思います。
〔情報源1〕
日経ネット
米財務省、シティ普通株を年内売却 より
・・・・・〔記事より引用開始〕・・・・・
米財務省は29日、公的資金による資本注入の際に取得した米シティグループの普通株77億株を2010年中にす べて売却すると発表した。米金融大手の中でシティは経営の改善が遅れていたが、今回の普通株の売却計画によって事実上の政府管理から脱却する。保険大手の アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)を除いて、米金融大手による公的資金の返済が完了する見通しになった。
・・・・・〔引用終わり〕・・・・・
〔情報源2〕
時事ドットコム
米財務省、シティ株を年内放出へ=金融機関への関与、大幅縮小
・・・・・〔記事より引用開始〕・・・・・
【ワシントン時事】米財務省は29日、保有する金融大手シティグループの普通株式、約77億株 すべてを、2010年中に売却する方針を発表した。売却が完了すれば、金融危機以来の金融機関の財務や経営に対する米政府の関与が大幅に縮小することになる。
・・・・・〔引用終わり〕・・・・・
一方でオバマ大統領は2010年1月以降から
今回の金融危機が金融機関の過大な投資に問題があったとして
前FRB議長ボルカー氏の意見を取り入れながら、
アメリカの金融機関の活動に制限を加えようとしています。
〔情報源3〕
参考情報 ロイターブログ 討論×闘論 「ボルカー・ルール」をどう見るか
ここ1年の株価は以下のようになっていて、2010年2月より上昇しています。
(3/30のニュース発表後は若干の下落)
(クリックすると拡大します。)
→ 現在の株価
今後の動向に注意を払いたいと思います。
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