(2009年1月30日取扱終了)
今度はセブン銀行と提携して日本の海外送金業務に再度挑戦します。
関連情報
1.日経ネットの記事 セブン銀行、ウエスタンユニオンと業務提携し
「海外送金サービス」への新規参入準備を開始
2.セブン銀行 2010年1月29日
業務上の提携基本合意及び新サービス「海外送金サービス」の準備開始に関する
お知らせ(PDF/130KB)
現在のウェスタンユニオンの取り扱いについては、関連記事
セブン銀行の海外送金サービス トラベレックス・大黒屋 をご覧ください。
発展途上国の田舎町の銀行でも
Western Union の黄色いサインボードを良く見ますが、
セブンイレブンやそのほかのATMで同じ様子を見るかもしれません。
現在海外送金サービスの詳しい情報は発表されていませんが、
予想されるメリットとデメリットを考えて見たいと思います。
【メリット】
1.日本中に張り巡らされたATMから24時間いつでも送金できる。
2.世界200ヶ国以上に張り巡らされためぐらされたネットワークを利用して、
海外送金できない銀行しかない田舎町にも送金できる。
3.メールアドレスのない相手にも送金できる。(PayPalとの比較)
ことでしょう。
【デメリット】
1.外貨両替手数料が高い
※以前のスルガ銀行のサービスが参考になるかもしれません。
関連情報 スルガ銀行(このサイト内)
日本の海外送金システムは驚くほど閉鎖的なため
・平日の銀行(郵便局)営業日に窓口まで出かけなければいけない。
(ネット、電話取引ができる銀行を除く)
・小額でも多額の海外送金手数料がかかる。
のが、一番の問題となっています。
関連情報 日本の金融機関の閉鎖性
※ちゃんとVISAを取って働いている外国人にも
便利になって欲しいものです。
銀行窓口(平日9:00a.m.〜3:00p.m.)まで出かけずに
深夜や休日でも
・10万円程度まで → PayPal(実質6%以上)を上回るサービス
・30万円程度まで → 銀行から海外送金するよりお得な(外貨両替を含む)手数料
を実現して欲しいものです。
一方で、マイクロファイナンスインターナショナルは
日本でどのようなサービスの展開を打ち出すのでしょうか。
関連情報 マイクロファイナンスの海外送金システムをアイネスがアジアで販売
2010年4月から「資金決済法」が施行されます。
100万円以下の海外送金にはこれからいろいろな変化が生まれるでしょう。
ウェスタンユニオンの2011年3月のサービス開始まで、
どのような展開になるのか注意を払っていきたいと思います。