ヒシムケ(=被仕向)手数料ということばは
聞きなれない言葉でしょう。
というか、
海外から日本へ送金したら受取額が少ないため、
初めて気づく手数料です!
欧米の銀行でも受取銀行手数料は
かかっても10ドル、10ポンド程度なので
日系銀行の差し引く2,500円程度は
ものすごく高い

関係情報
海外から日本に円建て送金したときの被仕向け手数料、中継銀行手数料
〔いくつかの銀行の被仕向け手数料説明ページ〕
・三菱東京UFJ銀行の被仕向け手数料
(外為手数料の最期)
・三井住友銀行 海外送金
(被仕向送金)
・りそな銀行 手数料
(最後から2番目「外国為替送金関係手数料」の最期)
・ANZ銀行(東京、大阪)
パーソナルバンキング手数料(PDF)
そのほかの銀行でどのような手数料がかかるかを調べるには、
・サイト上の「手数料」の項目
・検索窓から「海外送金」「被仕向(け)手数料」
などのキーワードを入力する
・銀行に電話で問い合わせる
と知ることができます。
〔参考情報〕
SMBC信託銀行、新生銀行はこのような手数料はかかりません。
しかし、海外からの送金を中継する銀行で
手数料がかかる可能性があります。
つまり、海外から日本に送金すると、
たいていの銀行では
・海外からの送金を受取るときの被仕向け手数料
※外貨・円とも、また両替を伴うときは1,500円、
両替しないときは4,000円など
そのほか、
・海外からの円送金を取り次ぐ中継銀行手数料
(2,500円など)
が、かかります。
このような被仕向手数料、
中継銀行手数料をさけるには
どうすればよいでしょうか。❗
○小額の場合
・ソニー銀行、新生銀行やSMBC信託銀行へ
外貨のまま送金してネットバンキングで
円に両替するか、外貨のまま置く。
関連情報
海外生活を終えるときの外貨両替と海外送金
海外からの送金 新生銀行、ソニー銀行、三菱東京UFJ銀行やSMBC信託銀行の利用
○まとまった金額の場合
1.主要通貨の場合、YJFX!!やセントラル短資FXへ
外貨のまま送金して円に両替する。
※送金者名は日本のFX口座とと同じ名前でなければなりません。
関連情報 海外からの送金 FX、特にYJFX!!の利用
2.ソニー銀行、新生銀行、SMBC信託銀行に外貨で送金して
銀行のサイトの取引で円に両替する。
※送金社名が受取人名と異なる場合
関連情報 海外生活を終えるときの外貨両替と海外送金
ソニー銀行の利用
新生銀行
SMBC信託銀行の利用
といった方法が考えられます。
日本の銀行が、右から左へお金を動かすだけで
手数料を取られるのはバカらしいです。
これらの情報が
海外送金手数料の節約に役立つならうれしく思います。😃
〔参考情報:被仕向け手数料 とは〕
(マネー辞典 M-Wards 被仕向け手数料より引用)
・・・・・〔引用開始〕・・・・・
送金為替のひとつで、銀行口座あてに外貨で送金があった場合や、
海外の銀行から円で送金があった場合に受け取る側で支払う手数料のこと。
また、振込資金を受け取る(外貨で送金される)金融機関のことを被仕向銀行、逆に振込資金を送る(外貨を送金する)金融機関のことを仕向銀行という。送金到着後、電子メールなどで外貨送金が到着した旨を連絡し、送金の明細を照会することができるところもある。
銀行に よって被仕向送金手数料の設定はまちまちなので検討が必要である。一般的に、海外からの被仕向送金では金額の1/20%(0.05%)で最低手数料(ミニ マム)1,500円などと設定されている。海外からの被仕向送金で国内他行を経由してきたものには、さらに取扱手数料1,500円が加算されたりする。ま た、本支店間の被仕向送金や国内他行にある本人外貨預金口座からの被仕向送金取引の場合、手数料がかからないところもある。
・・・・・〔引用終わり〕・・・・・
「被仕向け手数料」という言葉自体
どう考えても業界用語(!)です。
「海外送金受取手数料」とでも言えばよいのに、
こんな用語を使うこと自体
競争のない日本の海外送金業界の象徴で、
不慣れな人を煙に巻くために使うのかと
勘ぐりたくなります。
そのほか、海外の中継銀行が
手数料を取る可能性もあります。
どれだけ手数料がかかるかについては
利用する前にわからないビジネスがあること自体
本来おかしいと思います。
安心して海外送金できる
すっきりした手数料体系を望みます。

返事が遅くなり申し訳ありません。
1)可能です。円に両替後、カレンシーオンラインのサイトで送金先を登録するとオンラインで送金できます。
2)銀行によって手数料や取り扱いが違うので答えられません。
送金する銀行窓口かサイトで調べてください。
なお、カレンシーオンラインにお金が届くまでに中継する銀行が手数料を取るかもしれません。
3) 7万米ドルを一度で円に両替して1回で送金する場合手数料はかかりません。
http://www.currencyonline.jp/co/services_and_fees/fees.asp
ただし、日本の銀行で円を受取るときに2,500円以上の手数料がかかります。
http://kaigaisokin.seesaa.net/article/136724799.html
4)全くありません。いつでも出金できます。
詳しいことは直接カレンシーオンラインにたずねると最新の情報を得られます。
以上、参考になればうれしく思います。
追伸
できましたら質問は「海外送金何でも相談コーナー」にくださるならうれしく思います。