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出稼ぎ移民や途上国貧困層など通常の金融サービスにアクセスすることができない顧客層に対して適正な価格でサービスを提供している
マイクロファイナンス・インターナショナルの海外送金システムが日本に上陸します。

2009年7月2日に、株式会社アイネス は、
アメリカのマイクロファイナンス・インターナショナル・コーポレーション(MFIC)と
海外送金システム「ARIAS」のアジア地域における販売総代理店契約を締結しました。
(最後に記事を引用します。)
ところで、マイクロファイナンスの設立については
2007年12月5日 産経ニュースに紹介されていました。
【やばいぞ日本】第5部 再生への処方箋(2)心意気の起業が実を結んだ
中南米からの出稼ぎ労働者は
低賃金のもとで稼いだ200ドルを送金しても130ドル

しかし、日本でも2万円を銀行から海外送金しようと思うと同じ程度という状況がまかり通っていたのです。

日本の閉鎖的な海外送金システムに
マイクロファイナンスが風穴を開けてくれることを期待します。


関連情報 日本の金融機関の閉鎖性2
【NikkeiBPネットからの引用】
・・・・・〔引用開始〕・・・・・
マイクロファイナンス・インターナショナルの海外送金システム、アイネスがアジアで販売
2009年7月2日
アイネスは2009年7月2日、米マイクロファイナンス・インターナショナル・コーポレーション(MFIC)の海外送金システム「ARIAS」のアジア地域における販売総代理店契約を締結したと発表した。送金事業に乗り出す金融機関や企業向けに販売を開始する。
ARIASはMFICが米国などで提供している少額の海外送金サービスのために開発したシステム。米国内にいる利用者が、中南米の国にいる人に、数万円 程度の金額を送金する場合などに利用する。独自の機能を実装し、中南米などの国の金融機関と提携することによって、従来5000円から7000円程度かか るといわれる送金手数料を、1500円から2000円程度に抑えてサービスを提供している。
そのシステムを、日本やフィリピン、インドネシアなどのアジア地域で送金サービスを提供する企業向けに販売する。アイネスはARIASの日本語化と日本の法規制に準じたマネーロンダリング対策機能を実装。まずは日本の企業向けに営業を開始している。
シンガポールにあるアイネスの支店を、アジア各国への販売拠点とする。今後5年間で約20億円の売り上げを目標に掲げる。
MFICは低所得者層向けの送金サービスやローンなどの金融サービス、マイクロファイナンスを提供する金融機関向けの融資などを手がける。最高経営責任者(CEO)は枋迫篤昌氏。
・・・・・〔引用終り〕・・・・・
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