どのように海外送金するとお得でしょうか。

サイトオーナーは
中国との海外送金事情にはうといため、
『ちょろいもんだぜ、中国生活』
を運営しておられる「のむてつ」さん、
こと野村哲哉さんに教えていただきました。
親切に心から感謝します。

以下の4つの情報を、確認することをすすめます。
〔2016年12月2日の追加情報〕
1.中国へ海外送金するときの注意
そのほか
〔2016年7月の追加情報〕
2.2016年の中国海外送金事情
※外貨両替額5万ドルの計算は、1/1〜12/31ではなく
365日前までの両替額総額へ変更されています。
3.最近のお得な中国向け送金
4.海外送金に制限がある国 その1(中国)
〔参考情報〕
3.中国への海外送金は、基本的に
・外貨送金
(米ドル送金、円建て送金など)
・日本で中国元に両替して送金
のいずれかになります。
関連情報
お得な海外送金金額別比較 米ドル
円建て送金
※銀行送金の場合、さらに米ドル→元への
外貨両替手数料が約0.2%かかります。
※※1年間に元へ両替できる額は、中国人or外国人
および中国での収入によって制限があります。
(無収入の外国人は年間5万米ドル相当額まで)
また元→外貨の両替にも制限があります。
関連情報 海外への送金に制限がある国(例:中国)
数十万円までなら、日本のカードを利用した
キャッシングがお得でしょう。
そのほか中国へのお金の持ち込み方については
まるごと上海 中国へのお金の持ち込み方
が参考になります。
これから
1.ATMを使ったキャッシング
2.ネットを使った海外送金
(最近の海外送金方法、FXを使ったお得な両替など)
3.円建て海外送金
4.銀行郵便局以外の金融機関からの海外送金
が、中国 でどのように利用できるか説明します。

教えていただいた内容をまとめると
・日本のカードは中国のATMで利用できます。
両替手数料は、VISAデビットカード;2.5〜3%、
他の銀行キャッシュカード:4.0-5%と割高
・日本から中国への海外送金は、
(1)最近始まった日本で円を元に替えて送金する。
(2)円のまま、もしくは米ドルに両替してから
中国に海外送金し、中国の銀行で元に両替する。
のいずれかです。
米ドル送金では、外貨両替を2回
(円→米ドル→元)することになりますが、
・元⇔米ドルの外貨両替手数料は安い
・円送金と比べて余分な手数料がかかりにくい
ため、まとまった金額になると
FXなどを使って米ドルに両替してから
海外送金するほうが、
円をそのまま中国に送金して
両替するよりお得になります。
※法人、個人事業者の方は
法人での海外送金の節約
をご覧ください。
・日本のパスポートがあれば
中国の銀行に元預金口座
そして円預金口座を開くことができます。
(注意! 現在はたいていの場合
居住証明になる書類を求められます。)
とのことです。
これからQ&Aの形で説明します。
しかし、本題に入る前に
だれでもお得な両替レートのときに
『元』に両替したい!!と考えます。

どのようにして、中国元の両替レートを
知ることができるでしょうか。
※東京三菱UFJ銀行の外国為替相場一覧表には
TTSとTTBの表示しかありません。
そしてこの(割高な)レートは個人には適用されません。
最後の注意書きには
『CNY(中国元)はオフショア人民元相場に基づいております。 法人のお客様へのご提供となりますが、お取引に際しては、一部制約事項がありサービスをご提供できないケースもございますので、弊行お取引店の担当者へ個別にご相談ください。 』
と、説明があります。
最新の中国元の両替レート情報は、
中国銀行(Bank of Chana)のHP(英語)の
両替レートから知ることができます。

(クリックすると拡大)
→ 現在の中国銀行の両替レート
2015年4月6日の円レートでは、
・Buying Rate 5.1829
・Selling Rate 5.2193
・Cash Buying Rate 5.023
となっています。
(2015-04-06 11:39:31現在)
しかし、
わたしたち日本人は
1中国元=○○円という表示に慣れています。
中国銀行の表示レートを
日本人にわかりやい数字にするには
100をそれぞれの数字で割ってください。
〔2015年4月6日からの計算例〕
・Buying Rate 5.1829
→ 100/ 7.0102≒19.29円
(円預金を元に両替するレート)
・Cash Buying Rate 5.023
→ 100/ 6.8624≒19.91円
(円現金を元に両替するレート)
・Selling Rate 5.2193
→ 100/7.0665≒19.16円
(元を円に両替するレート)
※両替額に制限があります。
ほかに中国元と円の両替レートが
どのように動いて来たかを知るには
・investing.comがお勧めで
日本人にわかりやすい1元=○○円の表示になっています。

〔参考情報〕 上の情報からわかることは
円現金を中国に持ち込んで元に両替すると
円預金から両替するより、1000元あたり(約20万円)
7,500円ほど不利になります。😖
〔中国へ海外送金するとき住所の書き方〕
基本的にピンインで書きますが、
詳しい方法は
のむてつさんが、ヤフー知恵袋
→海外送金、中国北京の相手側の口座の銀行は中国銀行です。
に説明しています。
また、円をドルに変えて、Citi bankを使って、中国銀行へドルを送金することもできます。
以上のような状況で、どれが一番お得でしょうか?
わたし自身は中国に送金したことがありません。
また中国は個人の場合、受取る人が中国籍かどうかで送金できる通貨や金額が違ってきますので、くわしい情報に通じた方に確認を取ってみます。
しかし、その前に
1.『送金額はいくらでしょうか。』
(1)小額の円建て海外送金の場合、海外送金手数料以外の別途手数料がかさみます。
(2)まとまった金額になると、単純にシティバンクで円を米ドルに両替する手数料がかさみます。
サイバーエージェントFXやマネーパートナーズを利用してお得に米ドルに両替する考えはありますか。
2.『中国で受取る人は中国籍の方でしょうか。それとも(中国人から見て)外国人ですか。もしくは法人ですか。』
その違いによって送金できる通貨(元or他の通貨)や金額などの条件が違います。
3.『(シティバンクを含む)円建て送金をできる銀行支店が近くにありますか。』
ちなみに円建て送金には海外送金手数料以外に別途手数料がかかります。
4.『近くに中国銀行(Bank of China)の支店がありますか。』
中国籍の方への元建て送金には近くの中国銀行に出かけるほうが速いでしょう。
5.『その他の条件』
たとえば
(1)継続的な送金か1回だけの送金か
継続的な送金の場合、毎回遠くの銀行窓口まで出かけるのはたいへんです。
(2)受取る人が日本のカードをもっているか
送金額が小額で、受取る人が中国にあるATMでキャシングできるカードを持っているなら、銀行から送金するより簡単でお得です。
についてできるだけ詳しく教えてください。
また、今回の回答は他の読者にも役立つ情報ですので、
「海外送金何でも相談コーナー」
http://bbs.kodama.com/bbs/kazuboy/
に、以上の情報を含めて再度質問してくださるなら助かります。
私は夏から中国に半年間留学します。
場所は遼寧省の大連です。初日に20万円程度のお金を大学へ払いますが、それ以降は日常的な買い物に使います。
今まで日本在住で、海外の口座や国際クレジットカードは一切持っていません。(成人していますが、日本でクレジットカードを使う予定がありません)
中国では口座を開く予定ですが、どうやって送金するか検討中です。
学校からのパンフでは現金とTCをすすめられていますが、行った人はそれぞれ好きに持って行ったらしくあまり参考になりません。
いろいろとサイトを回りましたが、現在手数料なども変わっていると思います。どのような方法で中国へ送金すればよいでしょうか。
同じような条件で中国に留学する友人たちもいるので、よい方法があればすすめたいです。
長々と失礼しました。どうかよろしくお願いします。
送金する金額によってお得な送金方法は違い、ほかにもわからない点がいくつかあります。
1.半年分の生活費がいくらぐらいか、そのお金を毎月送金するのか1回で送金するの
2.初日の20万円ほどの支払いについて
中国に着いてから1週間あまりの余裕はあるか(銀行口座を開いて日本から送金を受取る期間として)、それとも即日必要か
3.日本を発つ前に学校が指定する口座へ円や米ドルで直接送金できないか
4.住まいの近くに中国銀行の日本国内支店はあるか
5.中国へ日本語対応のパソコンをもっていく、現地でネット環境があるか。
これらわからない部分を含めてお得で便利だあと考える方法を以下に紹介します。
〔中国滞在中の生活費〕
20万円程度以上の海外送金には、
1.サイバーエージェントFXで米ドルに両替
2.シティバンクのマルチマネー口座へ出金
3.シティバンクや中国銀行の支店から中国の銀行口座へ米ドル送金する。
4.銀行窓口まで出向いて米ドルを元に両替する。
ことををすすめます。
関連情報 サイバーエージェントFXの利用
http://kaigaisokin.seesaa.net/category/8265199-1.html
しかし
・1回に海外送金する生活費の合計が20万円程度より少ない
・毎月の必要額が10万円程度以内
なら、スルガ銀行VISAデビットを利用することをすすめます。
関連情報 駿河銀行のVISAデビット
http://kaigaisokin.seesaa.net/category/6329228-1.html
中国では1回のキャッシング限度額が日本円で3万円前後(銀行によって違う)でしょうから、何回かに分けてVISAの使えるATMで海外キャッシングしてください。またクレジットカードのようにキャッシュレスで支払いもできます。
(中国ではVISAで支払いできる店舗は少ないようです。)
円→元の両替レートに3%の上乗せがあり、キャッシングするたび1回210円の手数料がかかります。しかし毎回海外送金しても同じ程度の送金手数料と手間がかかるので、簡単で便利なほうがよいと思います。
※nanaさんはクレジットカードを使わないため。
今後も海外に出かける可能性があるなら
・ホテルなどで本人確認に使ってデポジットの代わりになる
(クレジットカードがないと断わられることもあります。)
・海外キャッシングがお得にできる
・緊急時の必要
を考えるなら、管理費の安いクレジットカードを1枚作ることをすすめます。
関連情報 クレジットカードの海外キャッシング
http://kaigaisokin.seesaa.net/category/9869370-1.html
しかし1日の利用回数に制限があるATMもあるでしょうから中国に着いてすぐに20万円程度の元ををATMでキャッシングするは難しいかもしれません。
〔学校への20万円分の支払い〕
中国に着いて即日必要、1週間程度以上後でも構わない、日本から学校に送金するなどそれぞれの状況に応じて以下の方法から選べます。
1.日本円現金を持ち込んで元に両替して支払う。
※安全性を考えるとトラベラーズチェックですが、円建てチェックを扱う銀行が少ないことや発行手数料や換金の手間が面倒です。
2.日本を発つ前に学校が指定する銀行口座へ円か米ドルでおよその額を送金する。
学校に送金先情報をたずねて、日本のシティバンクから海外送金するとお得です。
関連情報 シティバンク利用
http://kaigaisokin.seesaa.net/category/2421213-1.html
※千ドル単位はサイバーエージェントFX、千ドル未満はマネーパートナーズで両替するとよいでしょう。
3.学校がカード払いを認めるならスルガ銀行VISAデビットなどカードで支払う。
〔中国銀行の日本国内支店〕
口座開設には日本各地の支店まで出向く必要がありますが、
海外送金先の登録や送金手続きや中国元預金ができて、銀聯カードまで使えるので便利です。
関連情報 中国銀行・日本国内支店を利用した中国への海外送金
http://kaigaisokin.seesaa.net/article/167929119.html
最後にお伝えしたいことは、海外で活動しているとその国や日本のカードの紛失や盗難、病気などのトラブルへの出費への対策が必要だと思います。ですから必ず2つ以上の送金方法を利用しておくことをすすめます。
ところで中国でもATMからのキャッシングならクレジットカードを使うとお得ですよ。
参考情報 クレジットカードの海外キャッシング
http://kaigaisokin.seesaa.net/category/9869370-1.html
また、現在銀行口座残高からのキャシングでは、年会費1,000円がかかりますが「りそな銀行のデビットカード」がお得です。
参考情報 りそな銀行のVISAデビットカード
http://kaigaisokin.seesaa.net/article/205690129.html
中国への銀行送金についてはこのカテゴリーなどでさらに説明していますので、追加できる情報があれば教えてください。
中国を含め海外へ外貨建ての銀行送金をするなら、日本のFXで両替してから送金するとさらにお得になります。ほかに円建て送金することもできるでしょう。
なおシティバンクの海外送金手数料はネット利用の場合3,500円です。
参考情報 サイバーエージェントFXの利用
http://kaigaisokin.seesaa.net/category/8265199-1.html
シティバンクの利用
http://kaigaisokin.seesaa.net/category/2421213-1.html
http://kaigaisokin.seesaa.net/category/8265199-1.html
〔参考情報〕
1.(中国から見て)外国人が中国へ元建てで送金したい場合KVBなども利用できます。
参考情報 KVBから香港、シンガポール、イギリス、スイス特に中国への送金
2.中国銀行の日本国内支店でも元建てを含めいろいろなサービスがあります。
中国銀行・日本国内支店を利用した中国への海外送金
http://kaigaisokin.seesaa.net/article/167929119.html
http://kaigaisokin.seesaa.net/article/161775144.html
使った方法は、こちらでも紹介されていた、YJFXでの換金、シティバンクでのドル建て送金の方法です。
たまたまなのかもしれませんが、今でもこの方法が一番安く両替できる方法なのでしょうか?
もし更によいお得な方法をご存知でしたら教えて頂けたら幸いです。
どうも円安のピークで元に両替したようです。
というのは、円・元レートのチャート(日足)
http://info.finance.yahoo.co.jp/fx/detail/?code=CNHJPY=FX
を見ると、6月8日が元の最安値になっています。このころに中国へ送金したのでしょうか。
※中国銀行の円適用レート http://www.boc.cn/sourcedb/whpj/enindex.html から計算すると、約0.9%ほど上乗せされるので21円程度になります。
日本から円で送金すると、
・日本の中継銀行で6,000円といった中継銀行手数料がかかる。
・お得な海外送金手数料の金融機関の両替コストは4%程度
と割高になるので、100万円といった金額なら現在の方法が一番お得です。
これからはドルを元に両替するタイミングに注意すると良いでしょう。