クレジットカードやデビットカードが使える時代ですが
一方で、
・トラベラーズチェック(T/C)
・送金小切手(demand draft)
は、今も利用されています。
〔追加情報〕
取扱い大手のアメリカンエキスプレス(Amex)が、
2014年3月31日でトラベラーズチェック(T/C)の取り扱いを
終了しました。
詳しくは→ トラベラーズ・チェック販売終了のお知らせ
をご覧ください。
【トラベラーズチェック(T/C)のメリット】
.現金と比べて安全
サインがあって始めて有効なため、
紛失・盗難の場合も再発行が可能です。
.外貨現金に両替するより、
外貨トラベラーズチェックにしてから
海外で換金する方がお得
トラベラーズチェックは、現金両替レートよりお得な
海外送金の両替と同じTTSレートで両替できます。
そのため、使わなかったときに円に戻すときも有利です。
参考情報 三菱東京UFJ銀行T/C、外貨現金両替相場
※外貨への両替、円への両替どちらも、T/CがCASHよりお得なレートです。
関連情報 日本で外貨現金に両替するのはお得?
そのほか、
クレジットカードやデビットカードが
・利用できない大きな金額
・使いにくい国や地域
でも対応できることがあげられます。
【トラベラーズチェック(T/C)のデメリット】
1.発行手数料がかかる。(一般銀行2%程度)
海外送金にはかからない手数料です。
※シティバンクでは口座がある人は1%
セシールは、1.5%(ドル、カナダドル、豪ドル、ポンド)
〜1.7%(円、ユーロ)と少しお得です。
ですから、一般銀行で外貨に両替してから
トラベラースチェックを発行すると、
合計手数料はけっこう高くなります。
関連情報 外貨両替手数料の比較
2.現金化する手間がかかり、
ときには換金手数料 がかかります。
そのほか、
利用する店によっては受取らないことがあります。
関連情報 日本で外貨現金に両替するのはお得?
世界で一番利用しやすいのはアメックス、
外貨への両替と手数料の両面から一番安いのは、
シティバンク です。
〔参考情報〕
1.FXでお得に両替した外貨をマルチマネー口座に送金するなら
円を外貨に両替するコストを節約できます。
関連情報 YJFX!!の現受
マネーパートナーズのコンバージョン
2.セシール は発行手数料が銀行より安い上
ネットから申し込みと支払ができるので、
・銀行窓口まで出かける必要がない
のは助かります。
※外貨両替手数料は銀行と同じです。
参考までにトラベラーズチェックを取り扱う会社のリンク先、
取り扱い通貨とメリットなどを紹介します。
アメリカンエキスプレス トラベラーズチェック
利用可能通貨
米ドル、カナダドル、ポンド、ユーロ、
日本円、オーストラリアドル
シティバンク トラベラーズチェック
利用可能通貨
米ドル、ユーロ、ポンド、オーストラリアドル
また、紛失しても
アメリカン・エキスプレスで再発行が可能です。
※シティバンクに口座があれば発行手数料は1%ですみます。
セシール トラベラーズチェック販売ページ
利用可能通貨と発行手数料
・米ドル、カナダドル、オーストラリアドル、ポンド
・・・・・発行手数料1.5%
・円、ユーロ・・・・・1.7%
ネットでの注文受付、送料無料
東京三菱UFJ銀行 外貨両替専門コーナー
(中ほどにトラベラーズチェックの説明が
あります。)
利用可能通貨
米ドル、カナダドル、ユーロ、ポンド、
スイスフラン、オーストラリアドル
三井住友銀行 トラベラーズチェック
利用可能通貨
・米ドルと円
三井住友銀行の外貨両替コーナー、
三井住友銀行の本支店
・ユーロ、ポンド、カナダドル、オーストラリアドル
三井住友銀行の外貨両替コーナー
【送金小切手(デマンドドラフト:demand draft)について】
・トラベラーズチェック(T/C)では
対応できない大きな金額
・クレジットカードやデビットカードが使えない支払い
(不動産、自動車購入など)
に利用できます。
以前、海外の銀行に定期預金するため
利用することを考えましたが、
・換金までに22営業日(土日も入ると実質1ヶ月以上)
かかるので、利用しませんでした。
(シティバンクにネット上から送金先を登録して
海外送金するほうが早いです。)
関連情報 シティバンク 送金小切手
さっそく訂正しておきました。感謝します。
先日のコメントへの早速のご返答、有難うございます。
私もスルガリザーブドプランを見た時、本当だろうかと最初は目を疑いましたが、当の社員の方が実際に活用されているのを見て、使わない手はないだろうと思うにいたしました。
さて、シティバンクのT/Cですが、ひまわり証券やマネーパートナーズ経由で入金した外貨をT/Cで出金する事もできるようですね(発行手数料1%+為替手数料20銭)。
マネーパートナーズでのコンバージョン外貨を成田空港で受け取ると500円、シティ経由でアメリカでキャッシュカードで引き出すと2ドル+現地ATM手数料(シティバンク以外では必須。特にシティバンクのATMがないハワイなど。2〜5ドル程度)の手数料がかかるようですから、まだT/Cがそれなりに通用するアメリカであれば、少額の場合など使い道があるかも知れません。
流石に、手間を考えれば1.5%のセシールのほうが妥当かもしれませんけど。
あと、シティのゴールドカードを持っていればT/C発行手数料はまだ無料で済むとのことです。
これは日本円からの購入時限定ですが。
http://www.citibank.co.jp/ccsi/ja/travel/overseas/others/travelerscheck.html
私自身もニューヨークに出かけたときダウンタウンの街角にあるATMでは数百ドルしかキャッシングできず、リトルイタリアでは4ドルもかかってこれでは割高!と感じたことを覚えています。(^_^;)
長い間トラベラーズチェックを利用していないので貴重な情報です。感謝します。m(__)m