長期に海外へ出かけているときでも、
ネットで、ほとんどの日本のクレジットカード、
銀行やFX口座の管理ができます。
しかし、これらの金融機関なら届く
郵便物や電話連絡の取扱には注意が必要です。
もし
・郵便物が届かない。(住所不明)
※更新した新しいカード、重要情報は
転送不要郵便や本人確認郵便で届くことがあります。
・電話連絡が取れない。
(ネット送金のミス、※FXの強制決済、証券取引)
※「コンバージョン」や
十分な金額を預けた「現受』取引では
これらの問題は起こりません。
場合、取引ができなくなる可能性があります。
[参考情報]
・SMBC信託銀行などの一部の銀行
※海外在住になると取引に制限があります。
・ある程度のランク以上のクレジットカード
は、海外の住所・電話番号を登録でき、
取引明細などを海外へ郵送してくれます。
届く郵便物や電話連絡を
同居している家族などが対応してくれるなら
問題はありませんが、
・単身世帯や同居家族全員が海外に移動する。
そして
・ロングステイ(移住?)しても
現在の届出住所をそのままにしておきたい。
なら、
届く郵便物や連絡を
どのように受けるかが問題になります。
※このサイトで紹介しているたいていの日本の銀行、YJFX!!、
マネーパートナーズは、海外の住所・電話番号を登録できません。
どのようにクレジットカードや
銀行、FXの口座を管理すると良いでしょうか。
一番簡単な対策は
届出住所を
・別居親族(親や子?)、
信頼できる人の住まいに住所変更する
ことです。
そして、
・日本の免許証もその住所に変更しておく。
ことをお勧めします。
〔運転免許証の住所変更〕
本人あてに届いた消印のある郵便物があると、
新しい住所の住民票を提出しなくても
運転免許の住所変更をすることができます。
また、代理人による手続きも可能です。
詳しくは近くの警察、免許センターにたずねてください。
[住民税、国民年金、健康保険について]
住民票を移動した場合、
住民税、国民年金、健康保険の取扱に注意してください。
以下はその概要です。
詳しくは関係官庁や勤務先に確認してください。
・住民税
1月1日に住民登録している市町村役場から請求がきます。
・年金
海外在住になると年金の掛金は任意になります。
年金を受け取れるまでの期間支払った人はかまいませんが、
若い方が長期に年金を未払いにしておくと
障害を負った場合に障害者年金を受け取れません。
※学生、所得が少ない場合は年金払込みの猶予申請ができます。
海外在住で任意加入の場合、保険料は月額約1.5万円です。
・国民健康保険
移動後に「世帯主」になるか「同居人」になるかで
取扱が変わります。
役所窓口、届け出る住所にお住まいの方と
相談してください。
・その他の健康保険
勤務先などに取扱いをたずねてください。
そうしておくなら、
・郵便物を海外の住所に送ってもらう。
・電話連絡に対応してもらう。
(めったにありません)
・「住所変更後の免許証」を
本人確認書類に利用する。
※銀行によっては、本人もしくは同姓あて親族名の
「郵便物or公共料金の明細」を求められることがあります。
ことができます。
あとは、日本在住の家族が
金融機関から電話での問合せを受けたとき
『○○は今海外にいて、何年も帰ってきません。』
といった対応はしないようお願いしておきましょう。